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白銀の「旭岳」→鉄橋に佇む機関車「旧三井芦別鉄道炭山川橋梁」 / 北海道⑤

こんにちは。
白い世界を体感したくて、急遽北海道に行ってきました。
いつもの如くサクララウンジから鶴丸を愛でて

整備士さんありがとう。行ってきまーす。

旭川空港へ。

層雲峡 双瀑台

ひんやりとした空気に迎えられ、白い大地を走ると鹿さん。

行きたいところがあったんだけど…道を間違えてひたすら走ってしまい辿り着かず。まあ今回は行くタイミングじゃないのね、と気を取り直してお宿へ。チラホラ降ってきた雪が瞬く間に吹雪いてきて。

層雲峡の双瀑台へも雪が深くて途中までしか登れず。

ヨロヨロと登る私をジーっと見ててくれた鹿さん。

でもでも輪郭がぼやけた世界も幻想的でした。

氷の水色と岩肌の茶色の対比が美しく、現実感を失わせる光景が広がっていました。

フサフサハートのお尻がカワイイ鹿さん、こんにちは。

足跡も愛らしい

旭岳

翌朝の空綺麗。わーい

車も寒そう。

向かうは旭岳。
北海道の屋根を形成する大雪山、その最高峰「旭岳(標高2,291m)」の白銀の世界を堪能したくて、スノーシュートレッキングがしたくてやって来た旭川。旭岳温泉(標高1,100m)から旭岳の五合目(標高1,600m)まで旭岳ロープウェイで登ります。

旭岳ライブカメラで天候をチェックしながら向かったものの、ロープウェイのチケットを買う段階で山頂は視界不良。うーむ、でもここまできたからとりあえず登ろ。

スノーボーダーのみなさまと乗り込みます。みんなカッコイイなー

五合目の姿見駅。ひえぇー埋まってるー

吹雪いてるー。ボーダーのみなさまが瞬く間に見えなくなる。そうよね、視界不良よね、分かってたけどさ。

旭岳には沼地を周遊するトレッキングコースがあるのですが、冬は雪に覆われるので、噴火口までコースを無視して一直線に向かうことが出来るのです。これがしたかったんだけど。

こんな感じね。
この噴火口まで近づけるのは冬のみ。夏は高山植物保護のため、立ち入りが規制されているんです。

まあしょうがない、また来るね。ちょっと歩いて下山。

雪山って惹かれる。

眼下には果てしなく美しい白銀の世界。

トップに残った雪が帽子みたいでカワイかった

下山したら青空…うにゃ

木の枝って見ていて飽きないね。空間を美しく切り取る素晴らしい造形。氷柱に見惚れていたら〜なんだか巨大芋虫に見えてきた。

ブンブン走って

富良野

白い富良野を通って

青い空とのコントラストが不気味だった工場を横目に芦別へ。

旧三井芦別鉄道炭山川橋梁

見たかったのがここ芦別にある「旧三井芦別鉄道炭山川橋梁」、炭鉱遺産です。

この鉄橋は、芦別で操業する三井鉱山が昭和20年に石炭運搬専用線の延長のために建設し、平成元年3月の廃線まで活躍していました。

その遺し方がシュールなんです。機関車が鉄橋の上に留まってる。
普通廃線になって列車を保存する所といえば、駅や整備場ですよね。

ここでは時が止まったように、ディーゼル機関車DD501と、石炭専用貨車セキ3820が鉄橋の上に佇んでいました。もの哀しく美しい炭鉱遺産。

炭山川橋の反対側の景色も異界でした。ほんの少しだけズレた世界。

さてニセコに向かいます。

美しい時間帯の羊蹄山に出会えました。

続く(北海道①〜④まではこちら





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