白い砂漠で想う。 ホワイトサンズ国立公園(White Sands National Park) / ニューメキシコ vol.5
こんにちは。
今日はサンタフェからホワイトサンズに向かいます。
なんと!以前来た時には 「National Monument(国定記念物)」だったのに「国立公園」になってた。
標高約1200 mに位置する白い砂漠。この白い砂の正体は、アラバスターという雪化石膏。水溶性の石膏がここに留まったのは、盆地で降水量が少ないのと川がないから、という説明。
園内のDunes Driveを走ります。
白い砂に反射する日差しは強烈なのでサングラス必須。
茶色の砂漠も白い砂漠も何かを思い出させる。
ここにはWhite Sands Missile Range(ホワイトサンズ ミサイル実験場)がすぐ横にあり、この軍事施設は定期的に実験を行なっています。なのでミサイル実験が行われる時は射程内のこの公園は閉鎖されます。
国立公園内からはいかなるものも(砂や植物など)持ち帰ってはいけないんだけど、ミサイルの破片も絶対ダメ。破片を見つけたら、すぐにレンジャーに届けて触らないように。
トレイルはいくつかあるのですが、今は真夏。気温が85°F(30°C)を超える時にはトレイルを歩くことは推奨されていません。
東京都の約4分の1の面積を持つホワイトサンズ。砂丘では自分の位置を簡単に見失います。トレイルポールが立っているのですが、強風で見えなくなったり、足跡も消えてしまうので常に自分の位置を確認しながらのハイキングになります。次回は涼しい季節に来よう。
なので、Dunes Drive沿いにいくつかあるピクニックエリアで夕方までゆっくり。
雨上がりの水溜りが鏡面でキレイ!でした。
YETIのクーラーボックスはこんな暑い砂漠で活躍するのだ。
(記事「テスラ試乗にアップル パーク。サンフランシスコ ベイエリア あれこれ / カリフォルニア vol.11」)
日の出と日の入りがゴールデンタイムと言われているホワイトサンズ。
砂漠も巨岩も地底も。惹かれるものは記憶なんだろうな。
もう少しで掴めそうなのに、夢を思い出す時のようにスルリと逃げてしまう。脳ではなく、身体に刻まれた記憶が憶い出したがってる感じ。
ゴロンと寝っ転がってみたけど、何も憶い出せない。
まあいいや、いつか分かるでしょ。
季節によって営業時間は変わりますが、この日は20時まで。閉園時間の30分ほど前から「もうそろそろ閉園ですよー帰る支度して出てくださーい」と巡回カー。わりと厳しく時間を守らせるな〜
またねー
続く。
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