2021年の抱負

明けましておめでとうございます。

1日から、ホテルのお客様達のお世話で出勤してくれた、スタッフや、新年早々、トリミングしてくれた、スタッフの皆さんへ、ありがとうございます。

本部スタッフ達も年末から、休みなく、協力して下さり、本当にありがとうございます。

ワタシはというと、元旦の今日は、お雑煮食べて、父のお墓参りへ行き、ホテルのお客様達のことが気になるので、3店舗まわって、帰ってきました。

夜は、豊中店で、尊敬する、たかさかさんにも会えました。

縁起の良い、1年の始まりです。

店舗まわりの途中、車の中で、今年の目標や課題をたくさん考えました。

自分自身は、新しい風の時代、臨機応変に、さわやかに、変わっていける人になりたいと思います。笑

2020年は新型コロナウイルス感染拡大という、誰も予想できない困難に、私達だけでなく、世界中の方々が戸惑い、混乱の1年でもありましたが、

世の中が混乱していても、私達を頼って下さるお客様達がいて、必要として下さるかぎりは、個人も組織としても、成長していかないといけません。

また、経営のあり方、働き方、価値観、私達にこれから、できること、そして、何をしたいのか、働きながら、たくさん、考えさせられました。

大所帯になると、みんな、プライベートでも、いろんな変化があり、自分のことや家族のこと、結婚や出産と、悩みもつきません。

一緒に一喜一憂しながらも、すべてを受けとめられるようになるには、私自身も、スタッフ達と一緒にもっともっと、成長していかないといけないな！と何度も反省したり。

そう考えると、私にとっても、みんなにとっても、本当にいろんなことがあり、

忘れられない、1年になりました。

そして、今年、2020年に考えてきたことをひとつでも多く、かたちにしたいと思います。

LuLuDogを始めた頃、私もまだ、30代で、今以上に先のことを考えられずにいました。

トリミングサロンのあり方も、この7年でまた、いろんな変化があったり。

創業時、大阪のほとんどのトリミングサロンは、週休2日でなく、公休も、月6日から8日が主流でした。

社会保険加入のサロンも少なく、

私は週休2日制や社会保険加入をまず、あたりまえにするべきだと思い、

当時、思いきった選択を決断しましたが、

それが、意味があったのか、正直、今でも、まだ、答えを出せずにいます。

あれから、7年、今年で創業から、8年目を迎えます。

いま、また、働き方の多様性、これから、組織として求められる本質的なこと、新しいカタチを考え続けています。

理想とする働き方はみんな、それぞれ、違うんです。

時代も、ものすごいスピードで変わっていますが、

働き方改革とかいって、ネットの浅い情報だけ、鵜呑みにし、本質的なことを、はき違えると、ただの言い訳と一緒に、衰退していくだけで、そこに進化や発展はありません。

本当の働き方改革は人も組織も、いくつになっても、成長があって、発展していくことが前提であるべきです。

発展していく、ということは、誰かの役に立ち、雇用をうみだし、経済的なことも含めて、みんなが豊かになっていくということ。

だから、もっと、本質的な部分を、一緒に考えていけるチームになっていきたいな！といつも、考え、今日にいたります。

その方が、働くことが楽しくなるから。

だから、うちの昇給率も、本来は、ヤル気と結果さえ伴えば、年間で１万とか、2万とか、どんどん、上がっていくようになっています。

今年、実行したいことは、たくさん、ありますが、

賞与規定の開示をし、利益を正当に還元したいと思います。そうすれば、自分達の頑張りにも、はっきり、気づけます。

逆に、利益が、出ていない店舗も、いろんな気づきがあるということも重要です。

賞与がもらえない＝利益がそんなに出ていないから、じゃなく、どうすれば、利益をうんで、賞与をもらえるのか、一緒に考えてほしいな、と思います。

すべてのスタッフ達に正確で公平な利益の配当を考えたいからです。

また、3年以上、勤務してくれている、スタッフ達の長期リフレッシュ休暇を導入したいと思っています。有給を利用し、最長、7日間、旅行やプライベートも楽しんでもらいたい。

創業期から、一緒にずっと、協力してくれたメンバーがまだ、たくさん、残ってくれているからです。コロナが落ち着いたら、気兼ねなく、旅行にも行って、新しいせかいを見て、いろんなことを感じてきて欲しいです。

労働条件の多様化を目指し、新しい働き方の提案をして下さるスタッフ達の意見を大事にしながら、

社内規定の変更に関しては、中長期的な努力をしていきたいと思っています。

私は、働き方だけでなく、サービスやすべての経営の面で、前向きな意見、発展的な提案をしてくれるスタッフ達は、うちにとっての、大事なパートナー、財産だと考えています。

働き方に対しても、ただ、ひとりひとりに、合わせるのではなく、

新しい事例をつくって、もっと、自由で強いチームをつくっていきたいからです。

いつか、達成したいこともたくさん、あります。

ワタシは今まで、一度も、これだけ、月間売上を上げて欲しいとみんなに、はっきり、お願いしたことはありません。具体的なノルマも店舗目標もありません。

それも、良かったのか、悪かったのか、いまだに自分の中でも、答えを出せずにいますが、

この仕事を短期的な利益の追求だけでなく、たくさんの皆様と動物達との生活をより、幸福にするサポートをし、

ひとりでも多くの女性が、好きなことを職業として、自立できるような、

生きていく力を養い、身につけてほしい！

本気でそんなことを考えながら、今まで、仕事を続けてきました。

より、たくさんの女性達が、生涯、続けていける仕事があるということに、いつか必ず、自信が持てるときがくればいいな！と思っています。

12月、たまたま、見た、NHKの番組で、このコロナ禍に、たくさんの女性が職場や収入を失い、苦悩している現状が特集されていました。

若い方から、高齢の方まで、

独身の方から、家庭をお持ちの方、母子家庭で育児をしながらの方。

生活にいきづまり、自ら、命を絶たれる女性が急増しているらしいのです。

これには、とても、胸が痛くなり、ワタシがこの何年間も考えてきたことを思い返さずにいられませんでした。

今までの日本の教育は、女性は女性らしく。家庭を守り、男性のサポートをする。

昔と比べると、まだ、恵まれていて、努力さえ続ければ、女性にも活躍の場所はどんどん、広がっています。

一方で、まだまだ、働くことに思い悩む女性が減らないのも事実です。

また、これだけ、どんどん格差社会になっていく今、みんな横並びで、なるべく、競争をさけ、叱らない、承認重視の教育も、もう、そろそろ、限界なのではないでしょうか。

働くことの意味を見出せず、目的だけで働いていると、人は気がつけば、職場ジプシー、人生迷子になります。

ひとりでも多くの女性が、やりがいや自信を持って、自分らしく働き、生きられる社会になればいいな、と心から願い、

今後、私達の仕事が誰かの希望となったり、今年も、ひとりでも多くの皆様のお役に立てるよう、私もこのコロナ禍を前向きに、乗りきりたいです。

新しい年、みんなへと自分への約束として、書きました。

今年も、みんなで協力し合い、このチームに新しい発展がありますように。

みんなの健康と幸せを願っています。