見出し画像

逆境

ピンチは本当にチャンスなのか

商売を始めてから、口にはあまり、出しませんでしたが、つきのない人、ネガティブな考え方、ためにならない話などは、昔から、なるべく、遠ざけてきました。

本当に仲の良い友達、私にとって大切な人達は別ですが、できれば、うまくいってる人と関わりたいし、ハッピーで幸運な話を聞きたい。ワタシだけでなく、たいていの人はそうかもしれません。

なぜなら、自分も不運なことにみまわれるよりは、うまくいきたいから。失敗するよりは、成功する秘訣を知りたいから。

仕事でも、人生でも、多かれ少なかれ、逆境と出会うことも、時にありますが、

この何年かで、逆境という言葉に対するイメージは、私にとって、明らかに、変わることになりました。

独立してからのワタシは、失敗や逆境の連続で、本当に、いろんな経験をさせてもらいました。

組織で働いていたときは、大した悩みもなく、大変なことがあっても、一途に自分が努力さえしていれば、大半のことはうまくいき、目の前の仕事を一生懸命していれば、それで、良かったのです。

じきに、周りからも頼られ、それにやりがいも感じ、評価もされ、仕事には何の不満もなく、

今、思えば、自分ができが良かったんじゃなく、組織に守られてたんですよね。

それが、独立してからというもの、地獄のような日々が待っていたんです!!笑笑

この7年間も、私にとっては、ありのままを話せば、3日はかかるくらいの、壮絶な事件の連続でした。

この3年ほどは、第二創業期の壁を越えるのに、まだまだ、苦しみ続けています。

毎日の慌ただしさに、とても悩んでいる余裕がなかっただけで、もし、思い悩む余裕と時間があれば、とっくに、精神的に、まいってしまっていたかもしれません。

創業してから、何度となく、逆境というか、ピンチというような時を乗り越えながらも、今があるんですが、

この逆境という時には、思いもしない、優柔不断な風が吹く時があって、

困難な事も、乗り越えられなければ、ついてなかったということで、終わってしまうのかもしれませんが、

ワタシはなかなか、あまのじゃくな人間なのか、逆境のときの方が、平和な時にはない執念のようなもの?を発揮するということが多いような気がします。

その結果、過ぎさってみれば、逆境の前よりも、何かもっと、良くなってるやんか〜!!という、脳天気さで、いまがあります。笑

そんな不思議なことが、これまでに、何度も、ありました。

これを成長というのか、運が良かっただけなのか、今だに、わかりません☺︎


そうやって、気づけば、ピンチが全部、チャンスに変わって、前年比を少しずつ、超え続けて、ここまで、何とか、事業を続けてこれました。

ということは、私達にとって、だいたいのピンチはチャンスだったということかもしれません。


困難が人を成長させる

ワタシの座右の銘は、20代の頃から、変わっていません。

「最善を尽くす」ということ。

どんなときでも、お客様達にも、スタッフ達にも、お店にも、自分にも。

逆境のときも、いつだって同じ。

現在の私は仕事に対して、明らかに完璧主義ではないので、正解はないけど、向上心を持って、粘り強く最善を尽くせば、大半は、どんなことでも、道が開けるように思っています。

自分のなかで、不安になると、呪文のように、

最善を尽くしたのか?自分!!と確認しまくる、もうひとりの自分がいます。


人間は、失敗をしたり、うまくいかない時、

つい、言い訳をしたり、他責思考になったり、逃げ出したくなったり、

答えを自分以外に求めがちです。


だけど、答えはいつも、自分の中にあって、

仕事で乗り越えられないことがもし、あるとしたら、

それは多くの場合、たぶん、自分次第です。

だから、ワタシは、自分の心の弱さ以外には、乗り越えられないことなど、あんまり、ないように思っています。

人間の持って生まれた能力なんて、そんなに大差はなく、

心の持ち方、思考と行動の少しの差で、最後は結果がきまるのかなと、最近、気づかされることがありました。

努力していない人なんて、そんなにいませんもんね。


先週、また、ひとつ、大きな反省をしたんですが、どんな人にも、色んな可能性があるということを改めて、学び、自分の未熟さをのろいましたw

このチームの中に、まだまだ、新しい発見があって、年末まで、もう、これは、ノンストップでいけるなとちょっと、勇気もでたりして、本当に山あり谷ありな毎日です。


失敗をしたときや、逆境に陥ったとき、思い出す、ワタシの好きな言葉。

悩むのはやめて、行動しよう。不平不満を言うより、誰かを助けよう。あきらめるより、自分を信じよう。

この言葉には、続きがあるんですが、そんな気持ちに、もしもなれたら、

それは確実にもう、ピンチじゃなくなるかもしれません。

人がいちばん、成長するタイミングがあるとしたら、困難なことを乗り越えようとしているときなのは間違いありません。


逆境をひとつずつ超えて

昨日の夜、寝る前に考えてたこと。

三国ヶ丘店はつくってる時から、いろんなアクシデントや反省があり、スタート前から、逆境だったのか、ついてたのか、よくわからないお店ですが、、、

三国ヶ丘店が、スタッフ達からの信頼も誰よりあつい、努力のかたまりのようなひと、ながたにさんのように、たくさんの人から必要とされるお店になりますように!!!

5年以上も、片道2時間もかけて、ずっと、お店を助けにきてくれた、私の愛おしいひと。彼女をおもいながら、つくった、お店。


コンセプトは初々しさ。

犬を初めて飼ったときの気持ち。

うちのこを初めて、我家に迎えたときの気持ち。

初めて、トリマーになったときの気持ち。

みんなにとっての初々しさを、思い出してもらえるような場所になれたら、いいな!と思います。

犬との暮らしをもっと楽しく、もっと幸せにするお手伝いができたら、私も幸せです。

どんなお店として成長できるか、どんなお客様達と出会えるか、今から楽しみですが、

ワタシも明日から、初心にかえり、公園でチラシ配りしてきます!!

三国ヶ丘店、おめでとう。

これからも、よろしくね。
































この記事が参加している募集

#オープン社内報

22,692件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?