#62 わたしの分人とうまく生きていく
月に1度、楽しみな予定があります。
参加させてもらっているコミュニティのマインドワークのクラスです。
このコミュニティには本当に救われていて、心身の健やかさが全ての基本であることをこれ程クリアに、でも優しく教えてもらったことはなかったです。
何が合うかなんてやってみないとわからないものですね。
オンラインのヨガや瞑想、コーチング、自己分析、、
たくさんツールはあるから自分に合ったものを見つけるまでサーフィンしたらいいと思います。見つかったらラッキー!くらいの心持ちで。
このところリアルタイムに体を動かす方のレッスンに参加できていないので
メンバーの皆さんのお顔が見えなくて寂しいな、と思っている自分に驚きました。そんなこと1年前は思ったことなかったのに。主催されている素敵な方のことも、参加するメンバーの方々のことも、ほんの一部しか知らないけれどなんでこんなに好きなんだろうと自問するほどです(片思いでも良いのだ)。
軸になる人というフィルターを通して集まった、自分と似た性質を持った人たちのゆるい繋がりなんだけど、なんでこんなに居心地が良いのか考えてみました。
まず互いに干渉し過ぎない程良い距離感と、だけど「何か力になりたい」と皆が思っている温度。様々な世代が混じることで、通って来た先輩たちが今まさに渦中にいるメンバーにかける言葉に籠るぎゅっとした温かさ…!自分の親に埋めてもらえずに空いたままの穴を埋める方法をここで教わることさえあります。それぞれが持つ尖ったものも異質なものも「わたしも実は持ってるよ」と見せ合える安心感。そしてそれもいいじゃない、と受容する寛容さ。自分では傷だと思っていたことを「これがあって今のわたしがあります」と言えてしまう、安全地帯が広がっている感覚。
フィルターを通ってきたから多様性はさほどないかもしれないけれど、その代わりに得られる連帯感とか安全性なんかは今のわたしにとってとても重要なものだと思いました。
まずはそれが基礎にあって、そこが強固であればある程、多種多様な事柄に広い心で対応できるようになるんではないかなぁ。
弱い部分も、嫌いなところも、これがわたしですと言えるのってすごい。
それは自虐ではないです。だって諦めてないから。
今わたしがぶち当たっている問題は果てしなく大きくて暗いです。
正直1年先も見通せない。
暗い顔で拳を握りしめている分人がいつもわたしの中にいます。
でもわたしは今日も笑顔で息子を迎えに行くし、他のお母さんたちと朗らかに世間話をするでしょう。寒いからあったかいもの食べたいねぇと言いながら買い物をして、息子をお風呂に入れ絵本を読んで眠る。もう1人の分人は忙しいのです。
それでもここでわたしの書く文章を読んでくださる方がいることや
コミュニティーに居場所をそっと開けておいてくれる方によって
わたしの分人たちが楽に呼吸できるから今日もなんとかやっていけるのだと思っています。時々分裂してしまうのではないかと怖くなってしまう時は、とにかくニュートラルに戻ること。いつもの場所で、ちょっと座り直して混沌とした頭の中をここに出しています。
しばしば黒いものを垂れ流すこともあるかもしれませんが、そんな時は軽やかに飛び越えていってくださいね。あなたにはきっとできるはず。
るる
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