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コアラは臭いらしい

豆知識「コアラは実は臭い」
いつか、いくつかの動物雑学を知人に聞いたときに、混じって教えられた一つです
補足とか解説とかなしに、次の話題に移ってしまったんですが
誰かこの雑学の違和感にお気づきでしょうか

「キリンは高血圧」「ウナギの血には毒がある」
等々のおもしろ一言雑学に紛れて、一瞬見過ごしてしまいそうですが
僕は聡明なので、ふと気づいたんです
「コアラは実は臭い」
それ、本当にコアラの雑学?

野生動物だし、そうそう洗ったりしてないんだろうし
コアラだからとか関係なく、臭くて当然じゃない?
そういえば「カンガルーの袋の中は臭い」というのも豆知識として聞いたことがあるような、無いような
洗ってない野生動物が臭いのをいいことに、豆を水増ししている気配がしました

ライオンもキリンもゾウもカバもネコもヒツジも、
野生なら臭い部分の一つや二つあるでしょう、人間だってそうでしょう
コアラが特別なのか、なにか相応しい理由があるのか
実際どうなんでしょうか?調べてみました!(水増しブログ)

調べてみました!

で、ざっと調べて知ったんですが
オスのコアラには、ナワバリを主張するための
匂いの強い体液を出す器官が胸元にあるらしく
どうやらあの雑学が言っているのはその事らしいと納得するに至りました

「一見不十分な雑学が自発的な学びのきっかけになった」
と言うと、まるで言葉足らずが良いことのようですが
僕に教えてくれた彼はそんな意地悪しませんから、
これはきっと偶然、伝言ゲームの末路です
想像ですが、彼はおそらくまとめブログを嗜んでおり、そこから知識を仕入れていたのでしょう
しかしその情報は、繰り返されるコピペの過程で本質が削ぎ落とされ
嘘ではないものの、何にでも当てはまる無難な表現になってしまっていた、ということだと考えられます
僕も気をつけよう、と身につまされる体験でした

ちなみに、カンガルーは洗ってなくて蒸れるから臭いらしいです
やはりこの手法には水増しの余地があります

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