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2025年9月までにアイアンマンレース(+100kmトレイルラン)を完走する(週末日記#16)

おそらくこの記事で僕のことを初めて知ってくださる方も多いかもしれないが、自己紹介についてはこちらの記事で一度書いたので割愛させていただく。

僕は現在(2024年5月)イギリスの某大学の2年生だが、来年度(2025年9月まで)は休学し、日本に1年と4ヶ月ほど滞在することになる。

この時間を有効活用するべく、いくつも目標を作ってはnoteを使ってそれらの過程を残しておくようにしているが、このマガジンは、自分の次なる趣味であろうトライアスロン(とトレイルラン)の目標と達成までの軌跡を記録した記事をまとめるものである。

大前提として、僕がトライアスロンを始めた理由は、以前の記事を参照していただきたい。

メイン目標:アイアンマンレースを完走する

アイアンマンレースとは

アイアンマンレース(Ironman Race)とは、スイム3.8km、バイク180.2km、ラン42.2kmの合計距離約226kmで行われる大会である。

多くのアイアンマンレースでは、午前7時にスタートし、コースにより16~17時間の制限時間が設けられる。途中の制限時間は、スイム(3.8km)終了が2時間20分後、バイク(180.2km)終了がスイム開始から10時間~10時間30分後に設定される。またこの他にも大会によりコース途中に制限時間のある関門が設けられる。大会において制限時間内に完走した選手を「アイアンマン(鉄人)」と呼ぶ。

引用元:Wikipedia

理解いただけると思うが、ただゆっくりと進めばいいだけでなく、関門があるため、ある程度のスピードを必要とする。

アイアンマンレース=ロングディスタンスレースと定義する

日本で開催されるアイアンマンレースは(2024年は)北海道で9月に行われる一つのみである。これも数年ぶりの開催だ。なので、2025年に開催されない可能性は十分ある。そうなった場合は、日本にも4つほど存在する同じような長さのレース(ロングディスタンス)を完走することにする。

この記事のタイトルのように、人に伝えるときは、「アイアンマンレースを完走する」と表現するようにしているが、上記のように参加できない可能性もあるため、この目標を厳密に定義すると、トライアスロンのロングディスタンスを完走するである。

アイアンマンレースに優先して参加したい理由は、世界的に「トライアスロンの長いレースといえばこれ」みたいな概念が存在すると個人的に感じているからだ。人に伝える時も楽である(付加価値として「鉄人」という称号にも少しそそられる)。

レース計画

上記の通り、トライアスロンのレースには年に二、三回ほどしか参加できない。すなわち、本番のロングディスタンスレースまでに4回ほどの本番練習を積んでから挑むことになる。もちろん、それらの大会はロングより短いミドルディスタンス(S 1.9k, B 90k, R 21k)、オリンピックディスタンス(S 1.5k, B 40k, R 10k)のいずれかになる。

今の所のレース計画は以下の通りだ。短いレースを追加する可能性あり。

2024年7月21日:榛名湖トライアスロン(オリンピックディスタンス)
2024年10月6日:九十九里トライアスロン(ミドルディスタンス)

2025年6-7月頃:未定(ミドル or セミロングディスタンス)
2025年8月頃:最終調整用レース(オリンピックディスタンス)
2025年9月中旬:アイアンマンレース in 北海道(ロングディスタンス)

サブ目標:100kmトレイルランを完走する

100kmトレイルランとは

トレイルランニングとは、陸上競技の一種で、 様々な種類の地形(砂地、土の道、林道、一人しか通り抜けられない森の小道、雪道等)や環境(山、森林、平原、砂漠等)で行われるスポーツである。 トレラントレイルランと略される。

引用元:Wikipedia

100kmトレイルランというのは、言葉の通り、山や森など塗装されていないトレイルを100km走るレースだ。トレラン業界では160km(100マイル)や200kmを超える大会もあったりするので、100kmはウルトラトレイルの中でも比較的優しい方だ(といっても1年以上の経験は必要な難易度だろう)。

制限時間はレースよって異なるが、100kmだと20時間前後だ。一日中寝ないで走らなければならない。補給食や装備も非常に重要になってくる。ここまでの距離になると走力があれば完走できるということではなくなるらしい。天候、体調、ペース配分、怪我、胃腸トラブル、睡魔などさまざまな敵と戦わなければならない。

サブ目標を作る理由

トライアスロンを始めるには、様々な壁が存在するが、その中の一つは、非常に多くの費用がかかることだ。ロングディスタンスは参加費だけで12万円ほど(半分の距離であるミドルディスタンスの大会でも一回で4万円)かかる。そこに、宿泊費(地方で行われる大会も多い)+移動費(自転車を飛行機で運んだりすると費用はかさむ)を合計すると一度参加するためにざっと18万円ほどかかる。

道具を揃えるためにも費用が嵩むのに、大会にこれほどのお金がかかるとなると、(給与をいただいてインターンはしているが)学生である僕が年内に参加できる大会はせいぜい2、3回であろう。加えてトライアスロンは冬の開催はない。

年に2回だけの大会では、僕の性格的に、モチベーションを保つのが難しくなるだろうと感じている。そこでトライアスロンをしていない期間も基礎体力を上げながら4シーズンいつでも楽しむことができると思ったのがトレイルランだ。

もちろん、普通のマラソンで100kmを走る、ことを目標に掲げるのもありだと思ったが「走力を上げるには坂を登れ」とさまざまなジャンルのアスリートたちが口を揃えて言っていたので、「じゃあ山を走ろう」ということになった。非常に単純である。

レース計画

トレランの大会はトライアスロンに比べて参加費が比較的に安い。本番までには5、6回ほど、いろんな距離のレースに参加して経験値を貯めたいと思っている。

トレラン大会は倍率が高いものも存在するがレース計画は以下の通りだ。

2024年6月21日 両神山麓トレイルラン(21.3km)
2024年8月頃 未定(30kmほど)
2024年11月16日 秩父&奥武蔵トレイルラン(50km)

2025年1-2月 未定(50km-70kmほど)
2025年3月2日 東京マラソン(ロード42.195km)
2025年5月 トレニックワールド彩の国(100km)(参加できなかった場合は夏に他の大会に出場)

締め

この記事は、自分が立てた志を忘れないように、一年後に振り返り達成できたかどうかを確認するために書いている。

この一年半の間、トライアスロンをするにあたって常に意識したい事を言葉に表すと「初志貫徹」である。

漢字の通りだが、簡単に説明すると始める時に立てた志を最後まで貫き通す事だ。これは途中で考え方が変わって嫌になったとしてもだ。心がどうであれ、体が動く以上必ず達成するという固い意志を持ってこれを達成したいと思っている。

このチャレンジについては、練習やレースがあった時に不定期に更新していこうと思う。ぜひ、最後まで見守ってほしい。

では。次の記事で。

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