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子育てに疲れたら-18(自分のことは自分ではわからない)

【 自己紹介 】

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このブログでは、弁護士である僕が、もし仮に自分が紛争・トラブルの「当事者」となった場合に、「自分だったこうするだろうな」ということをお伝えしてしています。

僕自身、これまでの人生で大きな紛争・トラブルの当事者となったことがなく、今この瞬間、紛争・トラブルに直面されている方の苦しみや不安を代弁できるような立場にはないのかもしれません。

ただ、自分が紛争の当事者となった際の対処法を弁護士目線でお伝えできれば、それが、ご覧になった皆様のお役に立てるかもしれないと考えています。

あくまで、「僕だったらこうするだろうな」ということですから、ご覧になっている方々に必ずしも当てはまらないとは思いますが、僕のやり方をヒントに、自分なりに応用していただけたら、とても嬉しいです。

ご覧になっている皆様のお顔も名前も残念ながら知ることができませんが、アクセスしてくださり、ありがとうございます。本当に励みになっています。

【 今日のトピック:子育て支援 】

今日も引き続き、子育て支援について書いていこうと思います。

さて、昨日はかなり長くなってしまって申し訳ありませんでした。

今日は、いよいよ、↓のブログで書いた今回の設定に戻ろうかと思います。

今回の設定で、僕は、4歳の長女と2歳の長男の目の前で、妻をビンタしてしまいました。

さて、虐待って、「ビンタしてしまったのが悪い」で終わらせればそれでいいわけありません。

ビンタが悪いなんてことは、全員知っています。設定の中の僕だって、ビンタしてはいけないことくらい知っています。

にもかかわらず、幼い子どもの目の前で妻にビンタしてしまったことにフォーカスを当てることが必要です。

「虐待」って、虐待だけに焦点を当ててもダメなんです。

虐待は、その家庭に潜む問題が「虐待」という形で表面化している現象であり、この意味で虐待を観察することが大切です。

虐待は氷山の一角なのです。

海面下に潜む、見えていない部分について、そこが見えるように、いろいろと調査して、明らかにしていく必要があります。

そうすると、虐待してしまった僕は、児相または役場に相談したほうがいいと思います。

自分では自分のことはよくわからないからです。

今のところ、僕は、仕事のストレスが原因でビンタしたと考えていたのですが、それを児相や役場に相談したら、また別の見方をしてくれるかもしれません。

子どもが生まれる前は、仕事も家庭もうまくいっていたのですが、子どもが生まれてから、家庭でゆっくり休むことができず、そのせいでストレスがたまっていた、というのが僕の分析でした。

この分析は、すべて間違っているとは思いませんが、自分だけだと、これ以上に深く分析することはできません。

そうなると、家庭でゆっくり休めないのであれば、僕がゆっくり休むために、より一層子育てを妻に押し付けるとか、そういう解決方法になってしまいます。

なんというか、どうやら、設定の中の僕は、ストレスを自分のせいにしすぎな気がします。

なんとか自分でストレスを解消しようとするのは、責任感が強くて長所だとは思いますが、自分のストレスが、自分以外に原因があることにも思い至るべきです。

自分のストレスの原因が自分以外にある場合は、自分だけではどうしようもないこともあり得ます。

そもそも、世の中には、子育てが大変でも、家庭で十分に休養できている夫もいるわけです。

世の中の夫全員が、仕事と家庭のストレスに押しつぶされているわけありません。

僕が、仕事のストレスに押しつぶされそうになっている原因を自分に求めるのもいいんですが、もしかしたら、子どもに問題があるのかもしれません。

例えば、長男が、2歳になって活動的になるのはどこの家庭も同じでしょうが、その活動的なのが、普通以上に多動かもしれません。

子どもに元気があるのはとても良いことなんですが、元気が良すぎて、家の中や外で、うろちょろ歩き回りすぎなのかもしれません。

そのせいで休まる暇がなく、普通の家庭以上に、家庭での癒やしが得られにくくなっているのかもしれません。

そういった考えは、自分だけではたどり着けません。自分は子育てのプロではないから、「子どもに原因があるかもしれない」という、そもそもの知識がないからです。

ちょっと前のブログにも書きましたが、子育てにもプロがいます。児相の職員が典型的な子育てのプロです。

自分が知らない知識は、そのプロから教えてもらえばいいんです。

「子育ては親がするもの」という考えに縛られていると、子育ての実践が、自分の狭い知識の範囲に限られてしまいます。

子育ても、仕事と同じで結果が大切なはずで、「自分で育てる」というプロセスを重視して子どもが不幸になるよりは、自分で育てることに固執せず、いろんな人を頼って、その結果子どもが幸せになったほうがいいに決まっています。

だから、僕は、「虐待」という悪い現れ方ではあったものの、自分の家庭に問題があることが明らかになったわけですから、これをきっかけに、プロに相談して、その上で、自分の家庭の問題を分析し、その分析に基づいて、家庭の解決していきたいです。

今日はこの辺にします。

それではまた明日!・・・↓

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