見出し画像

覚えておけないことを前提に僕は生きています

【 自己紹介 】

プロフィールページはこちら

このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年12月からブログを始めて、それ以降、700日以上毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。

毎日ご覧くださってありがとうございます。本当に励みになっています。

法律に関する記事は既にたくさん書いていますので、興味のある方は、こちらにテーマ別で整理していますので、興味のあるテーマを選んでご覧ください。

【 今日のトピック:覚えておけない 】

「弁護士って六法全書全部覚えてるの?」

弁護士になったら、誰しも聞かれます。

僕も聞かれましたし笑。

司法試験が、六法全書を覚えなきゃいけない試験であれば、僕はたぶん(というか、絶対)に合格していません。

どうも僕は、記憶力が悪いです。

本を読んでインプットした知識は、それなりに定着している気もするんですが、誰かと話したことは本当に覚えていません。

誰かと話したことを覚えることが苦手なのは、仕事をしていて、自覚するようになりました。

弁護士の仕事に限りませんが、

・何を話したのか
・そもそも、どちらから言い出したのか
・話した結果、どういう結論になったのか
・どこまで結論が出て、どこまでが先送りになったのか
・結論が出たことによって、いつまでに何をしなきゃいけないのか

ということを、きちんと覚えておくのって、本当に大切です。

こういうのを「覚えておく」のって、本当に大切な能力だと思います。

ちょっと脱線しますが、インターネット以前であれば、「検索」がなかったので、これに加えて、「知識量」がめちゃくちゃ大切でした。

逐一検索していたら、そのたびに膨大な時間が費やされるからです。

例えば、判例なんてのは、今なら、ワード検索するとかして、必要な判例をピックアップすることがめちゃくちゃ簡単ですが、それができない時代は、判例を調べるだけでも多大な労力が必要でした。

話がそれましたが、今の時代は、検索して調べられる知識を覚えておく必要はありません。

検索して調べればいいからです。

ただ、仕事をする上で、仕事仲間と話して決まったことは、覚えておく必要があります。

これは、検索したら出てくる知識ではないからです。

僕はどうも、お客さんや同僚と話して決まったことを覚えておくのが苦手です。

おそらく、「他人を信頼していない」というのが原因です。

僕としても、誰かを心から信じて、その「信じる気持ち」こそが幸せの源と思っているので、「他人を信頼しない」という僕の性質は、なんとか変えたいと思っているのですが、なかなか変わりません。

変わらないことを痛感するのが、「話したことを覚えていない」という時です。

「あ、覚えていない!」と思うことが、いまだに本当に多いです。

だから、僕は、話したことを覚えていないという前提で仕事しています。

・覚えておかなきゃいけないにもかかわらず、覚えておくことができない

というのは、社会人として致命的なんですが、致命的だからこそ、きちんと対策を講じています。

対策は、めちゃくちゃ初歩的ですが、「メモをとる」です。

で、ちゃんと、そのメモを見返しています。

メモは、見返してこそ意味がありますからね笑。

それと、見返してこそ意味があるのですから、見返したときに役立つようにメモしています。

つまり、きちんと「覚えておかなきゃいけないこと」が、メモに書かれている必要があります。

メモがキレイかどうかは関係ありません。とにかく、「覚えておかなきゃいけないことが書かれている」のが大切です。

そうしておけば、後で、「ここまで決まりましたよね。だから、ここまでやりました。」と、堂々と言えるわけです。

メモで残しておくべきなのは、相手の言ったことだけではありません。

自分の言ったこと、そして、何より、自分と相手との間で合意したことを残しておかなきゃいけません。

それこそ、何よりも大切なメモの役割です。

僕としては、「他人を信頼していない」→「相手と話したことを覚えておけない」という自分の性質が好きではないのですが、どれだけ嫌ったとしても変わらないので、「相手と話したことを覚えておけない」ことを前提にとりあえず生きていこうと思います。

この僕の性質は、虐待を受けて育ったことが原因なのか、幼少期に友だちと約束を破られたことが原因なのか、はたまた、先天的(遺伝的)な素質なのか、結論を出すことはできませんが、そのうち少しは変化するかもしれません。

でも、その変化を待つよりも、「相手と話したことを覚えておけない」ことを前提に生きていったほうがいいような気がします。

これって、今日書いたような「覚えておけない」の場面だけでなく、もっと一般化できると思います。

人は簡単には変わらないので、変わるのを待つよりも「変わらないを前提に」生きたほうがいい、と一般化できて、この法則は、結構いろんな場面に当てはまると思います。

それではまた明日!・・・↓

*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*

TwitterFacebookでも情報発信しています。フォローしてくださると嬉しいです。

昨日のブログはこちら↓

僕に興味を持っていただいた方はこちらからいろいろとご覧ください。

━━━━━━━━━━━━

※内容に共感いただけたら、記事のシェアをお願いします。
毎日記事を更新しています。フォローの上、毎日ご覧くださると嬉しいです。

サポートしてくださると,めちゃくちゃ嬉しいです!いただいたサポートは,書籍購入費などの活動資金に使わせていただきます!