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個のエンパワーで売れる時代をつくる。

僕は元々売れる営業マンではなかった。

新人グループの中で最初のアポを取れたのは一番遅かったし、どれだけ行動しても望んだ成果が出ることは少なかった。
新規開拓の架電ミッションで名刺を目の前でシュレッダーに刻まれたこともあったし、「もう二度と来ないでください」と言われたことは何度もある。
着任したてに担当させてもらったナショナルクライアントのお客様からはすぐに担当変更を告げられた。
僕にとっての2017年は毎日がセピア色だった。営業は忙しすぎたし、顧客情報は残っていないことの方が多く、顧客を満足させることはできなかった。

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