③交流分析&アドラー心理学とコーチング
▢ 交流分析とアドラー心理学をベースにしたコーチング
これまで、ライフ リメイク コーチングクラブではそのコーチングスタイルに3つの特徴があることを紹介してきました。
その1つは コーチングを行う上でのスタイルを交流分析とアドラー心理学を基本としていること。
2つ目はコーチ自らが 伴走者の形を取るのではなく 標識という形でクライアントに接していくということ。
そして3つ目が無為自然という生き方を提唱しているということ。
この3点については、これまでの解説の中で少し触れてきましたが、今回はもう少し内容を掘り下げて解説していきたいと思います。
▢ 分析とアドラー心理学をベースにした「ライフ リメイク コーチング」
交流分析とアドラー心理学は、どちらも人間の行動を理解し、より良い人生を送るための心理学です。
交流分析は、人間の行動を3つの自我状態(親、大人、子ども)に分けて説明し、アドラー心理学は、人間の行動の原動力を「共同体感覚」としています。
コーチングは、クライアントが自分の目標を達成するために、クライアントの潜在能力を引き出し、クライアント自身が答えを見つけ出すことを支援するものです。
交流分析とアドラー心理学をベースにしたコーチングでは、クライアントの自我状態を理解し、クライアントの共同体感覚を高めるために、コーチはクライアントに質問をしたり、フィードバックを与えたりします。
交流分析とアドラー心理学をベースにしたコーチングは、クライアントが自分の人生をより良くコントロールし、より充実した人生を送るために役立ちます。
▢ 交流分析とは
交流分析は、ユング心理学をベースに、アメリカの精神科医のエリック・バーンによって開発された心理学です。交流分析は、人間の行動を3つの自我状態(親、大人、子ども)に分けて説明しています。
・親の自我は、子供の頃に両親や他の大人に教えられた価値観や信念を反映
しています。
・大人の自我は、現実的な判断や理性的な思考に基づいて行動します。
・子どもの自我は、喜び、悲しみ、怒りなどの感情に基づいて行動します。
交流分析では、人間の行動は、これらの3つの自我状態が相互作用することで生み出されると考えています。
例えば、親の自我が強くなっている人は、他人に批判的になったり、過保護になったりする傾向が現れやすくなると言われています。
また、大人の自我が強くなっている人は、冷静に物事を判断したり、合理的な解決策を見つけたりする傾向が強くなると言われます。
子どもの自我が強い人は、喜怒哀楽をストレートに表現したり、冒険心や好奇心旺盛になったりする傾向にあると言われています。
▢ アドラー心理学とは
アドラー心理学は、オーストリアの精神科医のアルフレッド・アドラーによって開発された心理学です。アドラー心理学は、人間の行動の原動力を「共同体感覚」としています。
共同体感覚とは、他の人と協力して、より良い社会を築きたいという気持ちです。アドラー心理学では、人間は生まれながらにして共同体感覚を持っていると考えています。しかし、幼い頃に、親や他の大人から否定されたり、批判されたりすると、共同体感覚が低下する可能性があります。
アドラー心理学では、共同体感覚を高めることが、より良い人生を送るために重要であると考えています。そのため、クライアントが他の人と協力して、より良い社会を築きたいという気持ちを取り戻すための支援を行います。
▢ 交流分析とアドラー心理学をベースにした「ライフリメイクコーチング」
交流分析とアドラー心理学をベースにしたコーチングでは、クライアントの自我状態を理解し、クライアントの共同体感覚を高めるために、コーチはクライアントに質問をしたり、フィードバックを与えたりします。
例えば、クライアントが親の自我が強くなっている場合、コーチはクライアントに「親の自我が強くなっていることで、どのような問題が生じているか?」と質問します。また、クライアントの共同体感覚が低下している場合、コーチはクライアントに「他の人と協力して、どのようなことをしたいか?」と尋ねます。
交流分析とアドラー心理学をベースにしたコーチングは、クライアントが自分の人生をより良くコントロールし、より充実した人生を送ってもらえるよう、最適な環境下で準備を万全にして支援体制を整えていきます。
具体的には、次のようなものが挙げられます。
・クライアント自らが目標を達成するための計画を立てる支援体制。
・クライアント自らが自分の能力や強みを活かして、より良い人生を送るた
めの支援体制。
・クライアントが他の人と協力して、より良い社会を築くための支援体制
交流分析とアドラー心理学をベースにした「ライフリメイクコーチング」は、クライアントが自分の人生をより良くコントロールし、より充実した人生を送るために役立つツールです。
▢ コーチのサポート 1
コーチは、クライアントが目標を明確にし、達成するための計画を立て、実行していく経過を支援します。例えば、クライアントが「新しい仕事に転職したい」という目標を持っている場合、コーチは、クライアントのスキルや経験を分析し、転職に必要なスキルを身につけるためのトレーニングや、転職活動のサポートを行います。
▢ コーチのサポート2
コーチは、クライアントの能力や強みを明確にし、それを活かしてより良い人生を送るための支援を行います。例えば、クライアントが「人前で話すのが得意」という強みを持っている場合、コーチは、クライアントがプレゼンテーションスキルを磨いたり、講演活動を行うように勧めたりします。
▢ コーチのサポート 3
コーチは、クライアントが他の人と協力して、より良い社会を築くための支援を行います。
例えば、クライアントが「ボランティア活動をしたい」という希望を持っている場合、コーチは、クライアントがボランティア活動に参加する手伝いをしたり、ボランティア活動を継続するための支援を行います。
以上のことを踏まえて
「ライフリメイクコーチングクラブ」では、さらに、支援体制を強化するため、クライアント自身に「ボランタリーメッセージ(自発的意図)」をキャッチしてもらうための独自のトレーニングメニューをご提案しております。
それが「心呼吸トレーニング法」というクラブ独自のトレーニング法です。
▢ 「心呼吸トレーニング法」について
これから「心呼吸トレーニング法」がどういうものかイメージしてもらうため、以下の質問をいたします。
「今、あなたが、この文章を読んでいらっしゃる環境で身の回りに青色の物体はいくつ目につきますか?」
「確認できましたでしょうか?!」
では、引き続き 2つ目の質問です。
「青い物体を数えている時、赤色の物体はいくつ目につきましたか?」
すぐに答えてください。
「ダメですよ! 再度、確認しては」(笑)
あなたはこうおっしゃるでしょう
「そんなことは無理だよ。 だって、青色を数えていたんだから?!」
「そうですね! あなたのおっしゃる通りです」
何を言いたいのか・・・
それは「人は、1つのことに意識を集中していると、それ以外のことになかなか意識が向けられなくなる」ということです。
人生も同じです。
行き詰まりを感じている方、問題や課題を抱えて悩んでいる方
自らの劣等感に苛まれている方、将来に対して不安を感じている方
このような、悩みの最中にいる方は、何とか状況を好転させようと試行錯誤しています。ところが、その実、状況は改善しないままに悩みの原因はますます解決困難な状況になってしまっているという人・・・
案外多いんですよね。
なぜそうなってしまうのか?!
それは、その人の頭の中がネガティブな「反芻思考(はんすうしこう)」の状態に陥ってしまっているからです。このことにより、ポジティブな思考は遮断され、いつまでもシフトチェンジできない状態が続いていくのです。
人は、悩みの感情が過剰になればなるほど、客観的判断ができにくくなってしまう生き物です。
ではどうすればいいのか?!
そこでおすすめしたいのが「心呼吸 トレーニング法」!
青い色の物体を見ている時、同時に赤色も黄色も緑も見れるよう多面的な見識と的確な実践行動ができるようにトレーニングする方法です。
「ピンチはチャンスである」を実践していくためには、ピンチの中のどこにチャンスがあるのかを、多面的な見識で見抜き、的確な実践行動で修正していく必要があります。
この能力を強化していくためには、その人そのひとの現状に応じた適切なトレーニングが必要となってきます。
「一つのドアが閉まっているとき、
もっとたくさんのドアが開いているんだよ」
(ボブ・マーリー / Robert Nesta Marley OM)
悩みのスパイラル状態から抜け出し、人生をステップアップしていくための訓練法としてはとても有効なトレーニング方法ではないかと自負しております。
是非一度 ご体験いただければと思います。
■For sameone 〜 誰かのために 〜
「いつでも 'やり直せる“人生を あなたに」
新たな「チャンスづくりのパートナー」として後押しして参ります
毎日の生活の中に、”ワクワク・ドキドキする”と
思えるようなビジョンづくりのお手伝いを致します。
noteでは、読者の皆様に「新たなライフビジョン」を創造して頂くためのヒントとなる、生活情報やツール活用術などをご紹介させていただきます。
よろしくおねがいします
今回は、ここまでといたします。
また次回、ご来読いただけることをお待ちしております。
満天SUN\(^o^)/
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