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自分の取り扱い説明書が欲しい

家電にも説明書があるし、動物も植物も
種類によって、飼育方法や、育て方がある。

それと同じように、自分にも取り扱い説明書がほしいなって思ってしまった。

感受性が強いので、こういうものを観ると、
ダメージが大きいので、やめましょう、とか、

こういうものを食べると、上手く消化できないので
与えないように、とか。

逆に、こういう場所へ行くと、元気になるので、
時間が出来たらどんどん行きましょう。とか、

こういうものは、相性が良いので、積極的に摂取しましょうとか。

いや、
体質を検査したり、
日々の暮らしの中で自分を観察して、
気がついていけばいいだけの話なんだけどね。

つい、忘れて、好奇心とかでやめれば良かったな~ってことしちゃう時が多いから。

手っ取り早い正解が欲しいのかも。

こうしとけば、間違いありませんよって。

人生は、自分で体験して、経験して知っていくしかないって、分かってるんだけどね。

分かっているけど、ズボラ私は楽したいな~とか、
正しいことだけして生きていきたいな~とか思ってしまう。

でも、一見間違いに思える出来事だって、
長い目で見たら必要なことだったりするから、
過ぎたことは後悔する必要ないなとも思うんだけどね。

故意な犯罪とかは、絶対良くないと思うけど、
一生懸命生きてて、一見間違いに思える行動とか、
選択はしちゃうことある訳で、

それに、良いと思って進んだ道が上手くいかないこともある訳で。

そういう時は、あるべきゴールにたどり着くために必要な事だったりするから。

だから早合点して、後悔したり、落ち込んだりする必要ないって、思う方が、私は楽だなって思う。

この考え方は、私が大好きな浅見帆帆子さんの著書のエッセイ日記に書かれていた内容で、

浅見さんが、机を買ってしまった後で良い家具屋さんに出会ってしまった時に、浅見さんがのお母様との会話の中で、

「もう少し早くこのお店を知っていたら、机とかつくってもらったのにね」
と、浅見さんが、言ったのに対して、

お母様が
「ホントね‥あ、でもこれでよかったのよ。後悔しなくていいんだから」と答える。

その時の浅見さん親子のブームは、

「どんなことにも後悔は必要ない」
あとから考えると「こうすればよかった」ということも、そのときは、それが一番良い方法だったのだ。そういう選択をすることに意味があったのだがら、後悔はいっさい必要ナシ。 

と書かれていて、
それを読んで救われたのだ。

また、例え話で、犬を飼う時は、犬の世話も一緒にやってくるから、犬が来る前に、犬を飼える環境に整えなくてはならないのと同じように、
自分が望むことが起こる前に、予期していなかったことが起こることはある、という意味のことが書かれていて、なるほど!と思ったのだ。

でも、
正解が知りたいっていう考え方と似たような思考回路で、私は、ネタバレが好き。


結末を知っていれば、安心して観れるから。

思い入れのある登場人物が急に死んじゃったりしたら、結構ショックで、ひどいと、2、3日引きずっちゃうし、

コメディだと思って観てたのにホラーや悲劇だった時の衝撃は、私にとっては計り知れない笑

それに、結末を知ってたら、
登場人物の行動の理由とか、
その場面がある意味が理解出来たりするから
じっくり味わって見れるし、見落としもない。

だから、2度観をあんまりしない私にとっては、
ネタバレは有難い。

反対に妹は、ネタバレするとすごく怒る。

そういう人もいるだろうなって、理解できる。
確かに、知らないで観た方が、感動も大きいし、
面白いだろなとも思うから。

完全には無理だけど、
日々の生活で気がついた自分の傾向とか、
やってみて調子良かったこととかを
記録的して、自分なりに取説を作ってみても
面白いかもな~。

一度やって、良かったからといって、
二度めも良いとは限らないけど、

同じこと繰り返す時もあるし、
傾向を知っておけば確率的に、
良い方向のものを選択できる可能性が高くなるかも。

このnoteも一役買っていると言えますね。



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