見出し画像

モラルについて

チェーン店等のバイトって、どんなに頑張っても、時給って変わらないですよね。

先日読んだ、ひろゆきさんの1%の努力の中に、
バイトをしている人の中には適当にやっている人もいる(もちろん、全員ではないですよ)と書いてあって、例えば、ご飯がよそってあった皿は洗わないっていう人がいたらしく、上からご飯をよそってしなえば分からないからっていう、ことだったんですね。

これを読んで、ちょっとゾッとしたんですけれど、でも、そういう人って、心を許した仲間内には本当のことを打ち明けると思うのですが、客や上司には絶対に隠すと思うんです。
(一部の目立ちがりの人達は、そういう行動をSNSにアップして、問題になっていますが。)

人から見えない部分で、どう行動するかって、もう完全にモラルの世界ですよね。

真面目に丁寧にやっても時給は変わらない。
むしろ現場の人間からしたら、お客さんなんて来ないほうが楽してお金が稼げるわけです。

儲かるのは経営側だけ。

企業おいても、営業職のような仕事は、成果によって給料が変わりますが(その代わり、自分の成果を上げるために、他人を利用したり、平気で奴隷扱いする人が出てきますが。)、私のような事務職は、頑張ったところで、そんなに給料に差はないわけです。

そういった環境の中で、何のために頑張るのか、何をモチベーションにして頑張るのかということは、大きな問題となってきます。

1ヶ月とか、3ヶ月とか、短い期間なら、人様のために、人として恥ずかしくない仕事をしよう、と思えると思うのですが、それが、10年、20年と続いていくうちに、虚しさみたいなものが沸いてくるのは、別に特別なことじゃないと思うんです。

誰にでも、起こりうる。

特に、周りの人間がやる気をなくし、空間に悪口や、重たい空気が巡っていれば、なおのこと、自分一人のやる気で覆せるものではなく、引っ張られる。

そういう時、何が最後のストッパーとなるのか。
それはやはり、その人が持っているモラルなのかな、と思うのです。

誰が褒めてくれるでもない、給料が上がるでもないけれど、自分で自分に恥じないために、ちゃんとしよう、そう思えるかどうか。

本当か嘘かは、科学的に実証された訳ではないけれど、自分の行いはいずれ自分に帰ってくると言います。

お天道様は見ている、と昔の人は言ったそうですね。

そういう迷信のようなところにモチベーションをもっていったのでも良い。

自分のモラルをどう保ち続けるか。
特に誰かの目がないところでも、保つことできるか、そういうところに人生の意味や人が成長できるかどうかは、あるのかもしれない、と思いました。

ただ、自分をボロボロにしてまで他人に尽くすとか、会社につ尽くすとかは、違うと思うので、
利用されやすい人、都合の良い人にはなりたくないな、と思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?