必殺仕事人にも描かれたフェイクと外野と真実と・・嘘と本当を見極められる人でありたい
(正源の娘の雑記)
東山紀之さんがキャストの必殺仕事人もラストなんだなあと思いながらなんとなく見ていたら、やっぱり心に重くって。最後まで見てはいないのだけれど。
今で言う駆け出しアイドルの女の子が権力者に乱暴されてしまう。言葉にすることはどんなに辛かっただろうに彼女は訴える強さを持っていた。でも理解してもらえない、無かったことにしようとする風潮。やっと事実を記事として書いてくれるところを見つけたのに、2、3人の外野が声高に記事をフェイクだ、売名行為だと先導する。うわべしか知らないヤツらはぞろぞろと寝返る赤の他人の世間が恐ろしかった。
罪人に石を投げるシーンって国を限らず、時代ドラマにはよく描かれるけれど、赤の他人にそんな権利はない。それ自体が犯罪だろう。
現実世界でも被害者が悪とされる事実がどれほど繰り返されて来たのだろう。
女の子は自ら命を捨てた。
本来の事件が置いてけぼりにされている。
加害者が不特定多数になってしまった。
現在も何も変わっちゃいない。逆に先導するのがフェイク記事だってことが恐ろしい。先導される民がばら撒かれる時代であることが、便利さを追求してきた結果が負となって存在してしまうことが悲しい。
何の罪もない人まで、まるで悪であるように理不尽な被害者になってしまう危険性をはらんだ時代だ。
一人に対して無名の加害者が増幅していく場を作ってしまうネット社会だ。
さすがに石は投げないだろうって?投げてる。心におもいっきり石をぶつけてるんだ。少数の人たちかもしれないけれど気づこうよ。先導された人が先導する側に回ってしまっていることを。それは罪深い行為だということを。
嘘と本当を混ぜ込んで作られた話が一番たちが悪いと思う。どこまでが嘘でどこまでが本当か知らない人には判断が難しいから。だけど判断が難しい段階で知ったかぶりして言葉にすべきではない。見極められる人に、逆に自分がその立場に置かれたらと、常にその立場で考えられる人でありたいと思う。
(正源の娘のひとり言)
旧ジャニーズのことは詳しくは知らないので言葉にはしないけれど、東山紀之さんは俳優、エンターテイメントの現役で生きるべき人だという思いは変わらない。
いつもよく似たこと書いているなあと、ほんのまだ2ヶ月足らず、この問題からいつ脱出できるんだろうと思います。
すべてはここから始まりました。
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