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ADHDなのか?グレーゾーンなのか?

こんにちは、うっかりパパ(@Ukkaripapa_adhd)です(^^ゞ

結論を言うと、私は『ADHD』として診断を受けて、
今コンサータを処方されています。

しかし、私の事を『ADHD』と診断しない先生もいます。

ADHDかどうが分からないけど『ADHDっぽい人』=『グレーゾーンの人』について、この記事でまとめています。


グレーゾーンについて

ADHDを含め、発達障害はグレーゾーンというものがあります。

グレーゾーン ⇒ 発達障害の特徴は一部みられるが、ハッキリとは診断出来ない人です。

発達障害かどうかは

  • 専用の検査薬で白黒出るものではない

  • CTで脳ミソを輪切りにして判断出来るものでもない

基本的に問診での診断になります。

  • 本人が実際今の状況にどれだけ困っているか

  • 幼少期から今までの症状をきっちり医者に伝えられるか

  • 心療内科の先生が発達障害の専門でなければ、専門の先生に再度詳しい検査を受ける必要がある

  • また、診断する医者によっても、判断は変わる(!?)


私はグレーゾーンなのか・・・?

私は今通っている心療内科の先生からは
不注意優勢型のADHD』と診断を受けています。

でも、実は最初に心療内科を3件受診して、
内2件は『ADHDとは言い切れない』と言われました。

『ADHDとは言い切れない』= 『ADHDのグレーゾーン』

人によって診断結果が違うの・・・!?


意外と難しい判断

自分では「私はADHDだ」と思っていても意外と医者の判断は難しいようです。

重度の症状が無ければなかなか判断しづらいのではないかと思いました。


ADHDだと判断するための特徴

ADHDの特徴として
『FASTMINDS』という言葉があります。

  • 「F」… forgetful(忘れっぽい)

  • 「A」… Achieving below potential(力を発揮できない)

  • 「S」… Stuck in a rut(行き詰まりがち)

  • 「T」… Time challenged(時間に追われる)

  • 「M」… Motivationally challenged (意欲がない)

  • 「I」… Impulsive(衝動的)

  • 「N」… Novelty seeking(新しい物好き)

  • 「D」… Distractible(注意散漫)

  • 「S」… Scattered(散らかしがち)

これらの頭文字を取ったものです。

私は、「F」、「A」、「S」、「T」、「N」、「D」、「S」の9項目中、7項目が当てはまると思います。

しかし、これらの特徴は数値化しにくいので医者も簡単には診断出来ないのです。

他に判断の基準となるのが、以下。

  • これらの特徴が、幼少期の頃から顕著に表れていたか?

  • これらの特徴のせいで、今の社会で『生きにくさ』をどれだけ感じてるか?

生きにくさ』こそ数値化出来ないので、人それぞれ特徴を持ちつつも、そう診断されない
グレーゾーン』があるんですね。


グレーゾーンの悩み

しかし重度でなくても、私のようにグレーゾーンで苦しんでいる人は多いのではないかと思います。

①シンプルに今の状況に困っている人(吐血した時の私)

  • 生きにくさを感じているが、どうしたらいいのか分からない。

  • 周りの人は出来るのに、自分は失敗する。(失敗する事が人より多い。)

  • 努力しているのに、うまくいかないと自分を責める。

②更に『発達障害』という言葉を知った人(吐血~転職の頃の私)

  • チェックリストで調べたら、発達障害に当てはまるが、受け入れられない。

  • もし発達障害だったら、周りからどう見られる?仕事を続けられる?

  • 発達障害だと診断される事に足踏みして、病院に行けない。

  • 病院には行ったけど、診断が下りずどうすればいいのかわからない。

③逆に、こんな人もいると思います。(私もこんな時期ありました)

  • 『こんなに出来ない私は発達障害に違いない、発達障害と診断して!』


グレーゾーンにいる人にしかわからない苦悩があると思います


結論 ~どっちでもいい~

自分は発達障害(ADHD)なのかな?そうじゃないのか?
私も悩んでいる時期がありました・・・

そんな時こう考えるようにしました。

そもそも発達障害であるかどうかってが重要なのか・・・?

自分が発達障害(ADHD)かどうか、
医者からどう判断されようと、
人からどう言われようと、
どっちでもいいんじゃないか・・・
発達障害であっても自分は自分。変わらない・・・

大事なのは自分がADHDの特性があると自覚することです。

生まれ持った特性がある事、それはもうどうしようもない事なので、
無理に悩まず、受け入れて、開き直って、対策を練ることが大事です。

※人によっては受け入れるのが大変だと思うのですが・・・(*_*)


『生きにくさ』を『生きやすく』

心療内科の先生方は、発達障害の患者さんをたくさん診ていれば、
私の症状は軽度なものかもしれません

しかし、私にはこの症状のせいで仕事が上手くいきません当時は自信も失いました。
今でも、うっかりミスがなくなりません(T_T)

今通っている心療内科で私は『ADHD』と診断を受け、対策として時々コンサータを飲んだりしています。
でも、この先生に出会わなければ、私はグレーゾーンのままです。

でも、もしグレーゾーンのままであっても、
私はADHDの特性がある事を自覚できているので、対策を考える事は出来ます。

お医者さんによっては、判断が変わる可能性があります。
私のようにどうしても生きづらく、治療を必要とする人は何軒か心療内科をまわってみる事をお奨めします。

大事なのは『信頼できる先生を見つける事』

そうすると、悩みを聞いて貰えたり、日々の対策や治療が出来ます。

先生だけでなく、当事者に話してみると、
気が楽になる事もあります!

私の場合、家族や友人にも話しましたが、なかなか共感を得られませんでした(T_T)

難しいところですよね・・・(^_^;)


最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上、うっかりパパでしたσ(^_^;)
ではまたっ!!

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