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スマホ入力デバイス「FlickTyper」開発のお話

弊社が開発、販売しているIoTデバイスの一つ「FlickTyper」。本体をパソコンに挿すだけで、キーボードではなくスマホのフリック入力で文字入力やマウス操作が出来る、という製品です。
この記事では、「FlickTyper」がどのように誕生したのか、をご紹介います。
なお、誕生のきっかけ、その後の反響に焦点をあてていますので、技術的な事には言及しておりません。ご了承ください。


FlickTyper BT製品画像

FlickTyperはこうしてうまれました

FlickTyperは弊社のエンジニアが開発した製品です。
時代は、2017年。スマホが普及し、若者にとってはキーボード入力よりも
フリック入力の方が慣れ親しむ入力方法となっていました。
その結果、キーボード入力に馴染みがない人が増えていました。

ー最近の新入社員や大学生はキーボード入力が苦手ー
そんなニュースを見て、エンジニアのMさんは「技術でその苦手を解決できるのでは」と考えたそうです。
まずは、個人で実験的に開発をはじめたのち、社内で正式なプロジェクトとして本格的にFlickTyperの開発・製造が始まりました。

予想外の反響

開発から数カ月を経たのち、FlickTyperは無事販売開始されました。
ターゲットは、前述したとおりデジタルネイティブな世代。
スマホのフリック入力に慣れており、キーボード入力が苦手な方向けに、
と開発された商品でした。しかし、販売が始まると予想外の反応が。

身体に障碍がある方やケガで片腕しか使えない方が、「こういう商品が欲しかった」ということで購入されることが多かったのです。
入院中でパソコンをキーボードで打つのが大変な方、ケガや麻痺で片腕しか使えない方あってもスマホを操作出来れば、PCへの入力が出来ると喜んでいただきました。
最初はUSBケーブルで接続するタイプのみの販売でしたが、この反響があったおかげで、Bluetoothに対応したFlickTyper BTの開発・販売へとつながり、現在でも弊社の人気商品となっています。

技術で人を支える

弊社のモットーである
「ITで付加価値を創造する。人々に良い影響を与え、世の中をより良く変える。」
を体現した最初の自社製品「FlickTyper」。弊社にとっても、今後もITで付加価値を創造し、人や社会をより良く、便利な世の中にできるような製品・サービスを開発していこう!そんなやる気をより一層高めた製品となりました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

「FlickTyper BT」販売ページ(Amazonのみ)

https://www.amazon.co.jp/INTER-LAB-FlickTyper-BT/dp/B077N6BXX9


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