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お金の正体を知れる 〜不思議とお金に困らない人の生き方〜


ここ最近の悩み

いやお金というものを手にしてからの悩み。

お金の悩み解消法を知りたい。


これをずっと悩みとして生きてきた私にとって永遠の疑問かもしれない。

足りなくて翌月以降に回したり。欲に限りがなかったりなどお金というものに振り回されまくって生きているようなもの。

これを数年、10数年続けてきてそろそろ決着つけたい!と思い手に取っ、てから数ヶ月積ん読してついに読むタイミングがきた!そんな本をご紹介。



本田晃一 著
不思議とお金に困らない人の生き方

この本は、産まれてこのかた「怖い」「汚い」とイメージしがちの お金 というものをゼロから知って、お金に好かれる人になる!までのステップが書かれた1冊。

フツーのサラリーマンを勤める主人公。お金の意識として主人公と話す 金じぃ という2人の会話という形式で進んでいくのでスラスラ読みたい人にもオススメです。


著者の本田晃一さんはネットマーケティングのパイオニアと呼ばれた起業家・作家です。
オーストラリアをバックパッカースタイルで横断されたり、父のゴルフ会員権売買を手伝っていた歴など持っています。


たまごボーロで有名な竹田製菓をつくった竹田和平さんなど、数多くのお金持ちと会ってきた著者視点でのお金に愛される幸せな人になるためのヒントが書かれた1冊です。

では進めていきましょう。



お金は「魔法の杖」

いきなりぶっ飛んだフレーズから初めてしまった。
魔法の杖と聞くとなんでも叶えてくれる道具のように聞こえるでしょう。

ほぼ正解です。

結論言えばお金は「幸せを叶えられる」し「不幸を避けられる」まさに魔法そのもの。

お金があれば

・ご飯を食べられる
・旅行にも行ける
・映画やコンサートにも行ける
・読書もできる
・この投稿書くためのスマホや電気も使える
・病気の治療が受けられる
・機会損失を避けられる

など多くの幸せを叶えてくれる。さらには病気や事故、借金などの不幸を避けることだってできます。

本書のスタートはこの章からで、ここから多くのお金に愛されるための知恵に繋がっていきます。

次からはそんな多くの助言から特に重要and個人的に響いたところから厳選して紹介していきます。





お金を払う=お金以上の価値を入手している

お金とは、幸せを買ったり不幸を避けられると書きましたがさらに踏み込んでいきます。

お金を払う時、正直「 またお金が減る 」「 値上げ勘弁してくれよ 」と思ってしまうだろう。
もちろん私だってそう。

本書ではキノコを作る人、魚を釣れる人で表現されています。
キノコを作る人にとっては魚を釣ることができません。魚を釣る人も農業のノウハウを知らないかもしれません。
話の中ではブツブツ交換で書かれていました。

では私たちはどうでしょう。

魚を釣れなかったり、野菜を1から種を巻いて形にするステップすら踏めないかも。できても作って捕まえるための時間的リソースすら避けないでしょう。

それをせずとも私たちが米や野菜をGETできるのはなぜか、言うまでもないですね。
お金があるからです

これは全てに関連します。

スマホも、店や流通網が無ければ自力でつくるしかない、というか形にしてから電気が通るようにする事すら私たちにはできません。

旅行も、飛行機やバスを所有している会社の存在、ましてや機体を製造しているメーカーがあるおかげで遠征だってできるわけです。

コンサートも、音楽を聴くことも技術を使えるおかげですが、お金がなければ生のアーティストで聴ける機会を手に入れる明確なツールすら無いのです。


高くて勘弁してくれーーーの代名詞こと税金も。
税金がなければ国からのサービスを受けられません。
水道やガスを受けることができなければ水を飲めませんし調理も風呂に浸かることもできない。
警察や救急などの「 安全 」を買うことだってできない。

世界のカネ持ちがもっと欲しがっているもの、それは「安全」じゃよ。

134ページ

ちなみにこの本では税金の考え方についても詳しく書かれています。


そう考えるとお金はガチモンな魔法の杖ってことです。
同時にお金だけでは紙切れ、硬物なだけです。

紙切れの姿をした杖ですが、自分ひとりでは決して得ることのできない価値を簡単に手に入れることができる。
そう考えるとお金って素晴らしいな。。と改めて感服させられますね。

お金の先にある本質的な欲求、手段を叶えるためにもお金という存在は必要不可欠ということです。




喜びとともにお金を「使う」「受け取る」

まず知ってほしいのは、カネを「どう使うか」と、カネを「どう受け取るか」ー つまりカネの使い方と受け取り方は、じつは表裏一体になっているということなんじゃ。

48ページ

先程のお金以上の価値に近い話です。

正確に書くとめちゃくちゃ長い項目なのでザックリ結論かくと。

幸せな気持ちでお金を受け取り、そして使う


お金をネガティブに考える人に多いのが


「高い金額払わせて申し訳ない」
「イヤイヤ払われたお金なんだろうな〜」
「 めっちゃ高い、最悪〜 」
「値引きさせずに買ってしまって罪悪感 」


というお金をもらって申し訳ない。高い金額払わなあかん怒 などの暗いイメージ。


逆にお金にポジティブな人というのが


「 我社の商品に対しての"ありがとう"の数 」
「 給料ちゃんのおかげで今月も生きていける 」
「 食品買えるスーパーに圧倒的感謝」
「 いい買い物ができた 」
「 このチケット代で幸せ買えるなんて爆アド♡」


などのお金に対してプラスの感情を持っている人。


わかってはいながら私自身欠けていた点でした。

もっと給料あげたいという気持ちは未だ拭えない転職希望者な筆者こと私ですが今貰えている給料への感謝を忘れず進まねばと思わされました。

同じ使う、受け取るでも明るいプラス感情で使いたいと思うのは私だけじゃないでしょう。
限られた人生で少しでも多く感じられるよう精進します。

そして詳しくは割愛しますが、お金を受け入れるための器を広げるマインドも大事だと本書に詳しく書かれていました。

本書では他にも仕事に対する考え方も書かれていましたのでご興味ある方は是非お読みください。
〆っぽくなりましたがもう少しだけ続きます。





お金を使うことに「 目的 」を持て

本書で 「目的」のあるところに、カネは集まりやすいと書かれていました。

よく聞かれがちなワードですがこれは1種の引き寄せの法則に近いやつでしょう。
著者が書かれている考えとして「稼いでから」より「稼ぐ前に」考えることが重要だと書かれているように私は認識しました。


例えば「上京したい!」と強く思ったとしましょう。
思った瞬間から日々の節約法、貯金の術などを取り入れることでしょうし、収入を広げるために副業に力を入れるなどの選択も増えます。
または居候させてくれる人や、話を雑談程度で聞いた会社の人が家賃補助つきで転勤なども検討してくれるかもしれません。

例えは極端でしたが思った動機ひとつで多くのものを動かせるチャンスだってあるというわけです。
私も過去に 文字で稼げる人になりたい 自宅、職場、旅先などの場所を選べるライフスタイルを実現したい! に近いことを書いた記憶あります。
そのお陰かは分かりませんがこのnoteやTwitter(現X)で反応してくださったフリーの方や自分のビジネス持つ人に反応してもらったことあるので強く思ったことの力の凄まじさは体験済みです。

自分の話に脱線してすまない汗

引き寄せる力はお金にも該当するわけです。
「車がほしい」と真剣に考えだしたら稼ぐ手段
企画次第でクラウドファンディングを募ることだって不可能ではありません。

話のまとめ方迷子になってしまいましたが
自分が本気で実現したい願いを明確にしつつ、それに必要なお金を計算することがお金持ちになることの具現化への第1歩かもしれません。

100万、1000万あったら何がしたい?のような仮定を真剣に考えてみるのも面白いかもしれませんね。




幸せのハードルを下げる

長くなってきたのでこれで最後にします。

最後は今の自分に1番ぶっ刺さった内容から。

お前さんたち人間は、いろんなことが「普通」「当たり前」になってしまっておる。しかも普通のこと、当たり前のことには、喜びや感謝を感じにくい。これは、言い換えれば幸せのハードルが上がっているということじゃ。その結果として、カネを使う喜びや感謝を噛みしめる機会が減ってしまうんじゃよ。

75ページ

ここ最近思っていた悩み全てを詰め込んだような結論みせられた感覚。。。


ここをわかりやすく説明すると
体調悪くなった時に、元気な時の有難みが沁みる感覚と似ているでしょう。

夜飯を作るための材料が買える幸せ。
コンビニで電子決済うまくいかず、現金払いになってしまったものの商品を無事買うことができた有難み。
などの普段の当たり前が実はありがたい事と思いながら過ごせば次第に幸せになっていくというマインドでしょう。

お金という感情抜きでも重要な項目です。


ここが個人的に響いた理由として


わたし趣味でコンサートに行くことが多いのですが昨年推しの卒業もあり、今年の頭までは参戦量をセーブしているような状態でした。

しかし次第にコンサート量多くなっていき、いつしかいろんな場所まわることに義務に近いものまで出てきだしたような。そんな中で「私なんで苦しんでんだろ、、」って趣味ながら悲しくなった。
みたいな事が最近多かった。

そんなお金の尽きない悩みも重なり、読むなら今と積ん読からついに取り出した本書。

読み終えてから「今ある予定を楽しみに変換しなくては!」と少し前向きになれました。

往復抑えながら来月のコンサート想像したり、知人との遠征プラン話し合ってる時間などの今が既に楽しい!!!

これは当たり前じゃなく特別の連続だったんだ!!!

お金に対してポジティブでありたい!と強く思えるようになりました!(キッカケそれ?!って話だけど笑)

そして先月いや今月頭からのお金の使い方にも向き合ってみるキッカケになりました。

ランダム系のムキになってしまい損失大きくなってしまった後悔タラタラな苦い経験なども含めて、お金に関する様々なことと向き合うことができました。



自分が幸せと感じられるマインドでお金を使い、受け取ることの重大さを改めて知ることができました!!



この本は他にも

・ネガティブな心を治すマインド
・「カネ返せ!」と思った時に役立つ思考
・ムダ遣い=悪じゃない
・「貯金」の重要性と落とし穴
・お金より大切な「幸せ」について


など「 お金 」 さらに重要な「 幸せ 」についても書かれているまさにお金の教科書といっていい1冊でした。

先月も大きな出費をし、すこし後悔みたいなものが生まれそうでしたが「このカバン買ってから使い勝手良すぎてこの先ずっと使ってたい!」「今年と去年から揃えた夏服たちめちゃくちゃ気に入ってて最低でも4.5年は使い倒したいと思える買い物だった」みたいなトキメキ感情は間違いなかったんだと肯定された気分でした。

お金と心を見直すのに打って付けです。
あくまで私個人の感想ですが。


・改めてお金と向き合いたい方
・お金の使い方で悩んでいる方
・お金のメンタルブロック外したい方
・そもそもお金とは?が過ぎって寝れない方
・最近幸せを感じとれてないな〜と思った方

などお金にまつわる人全てにオススメです。

私ももう一度、二度、三度と読んで理解深めたいと思わせてくれる1冊になりました。





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