父と娘(大学生)のパリ珍道中にもほどがある⑤

ふう、ふう、もうお腹いっぱい。

お店のフリーWi-Fiでやっと現地点を把握。

そろそろ出ましょうかね。

よく見ると入店時は3.4組だったお客さんが今やほぼ満席。

私の後ろにも団体客が

人気店なんだな、確かに使いやすいお店だよな。

で、お会計。レシートを持ってきて内容チェックしてビックリ！

安い！パリなので覚悟していたけど、

日本のカジュアルなレストランと同じくらい。

そりゃ混むわ。

ごちそうさまでした！

出口でピザ生地こねてるおじさんに親指で挨拶して退店。

メルシー！オーヴァー！（ガイドブックで覚えた）

いや～もう無理動けない。

けど、もう少し食後の散歩してホテル帰ろう。

問題はどうやって空港ホテルに戻ろうか。

近辺を散歩しますと、どぎつい店も相変わらずあります。

1本裏は真っ暗です。

しかし結構家族連れも多いです。

若者向けのハンバーガー店もあります。

やはり、暗黒街も現代では少しずつ観光地化しているのでしょうか。

まあ、まだ22時くらいですので、この先は知りませんけど。

先ほどのレストランのフリーWi-Fiでこの近くに同じチェーンのホテルがあるのを発見したので、そこのフロントの女性に相談しよう。

あなたの会社の空港前のホテルに泊まっています。

タクシーを呼んでもらえませんか？シルブプレ

すると10分くらいで来ますよと。

いやいや助かった。
我ながらいいアイデア。

パリは流しのタクシーはいません。
また個人タクシーは、ほぼ皆ぼったくり。

ホテル手配なら安心、で、ちゃんとしたタクシー会社の車が到着。

行き先を告げて出発。

ふ～疲れた。
中々ヘビーな旅のスタートだなあ。

帰り道確かに治安がよろしくない街を窓から眺めて、今ここで襲われたらどうしよう。
タクシー運転手もグルの場合があるらしいし。ゆっくり目をつむることも出来ないや。

しかし物凄く安全運転でまぶたが重い。
そこは我慢でホテルへ到着。

パリ市内から空港へは運賃定額と決まっております。その逆も然り。
ぼったくりはそれを守りません。
今回は乗る前に、しっかり説明してくれた運転手さん。

降りる際に「あなた安全運転で上手、ジャン・アレジみたい」

と言ったら握手して喜んでくれました。

まあまあ良い気持ちで一日を締めくくれたな。

ホテルに帰ってWi-Fiつながるので今日のおさらいをしていたら、なんと先ほど訪れたレストラン、

「グルテンフリー」が評判で世界中から訪れているではありませんか！！

口コミでは

世界一のグルテンフリーpizza！

最高のグルテンフリーパスタ！

このためにここを訪れるべき！

神はこれを産まれ給うた！

なんだ言ってよ～！

グルテンフリーのメニュー出てこなかったよ。

食べたかった～！

くそ〜！私としたことが！

スマホが使えれば事前にチェックしたのに。

今や検索は切っても切れないものなんだなあ...

しかし、数年ぶりの外国で感度鈍ってるな。

続く