流れ施餓鬼 宇江敏勝 新宿書房

流れ施餓鬼 宇江敏勝 新宿書房

和歌山コーナーにて選抜

お盆の時期
お施餓鬼様

私の家は、分家だったので
父がなくなるまで施餓鬼とか
無関係だったけど
自分とこもお仏壇をもって
お坊さんに来てもらってとかするうちに
施餓鬼ってなるほど

ついついこの本の題名に
惹かれましたわ

うちの方では
お施餓鬼様用にも
お供えをする
いまいちピンときてなかったけど

父が帰ってくるのに、帰るところなくなって
ええなって一緒についてきた方を
一緒にお迎えするってことね
父と何かしらお友達になってことでしょ
そりゃあご一緒にご接待させて頂きたく
って実感できました

でこちらの流れ施餓鬼
施餓鬼船は、その年に亡くられた方が
乗られます
小さな船を思っていたら
どうやらほんまに船なんですね

そしてまたもや和歌山弁講習
「いんだら母親に訊いてみるよ」
って出てくるんだけど
「帰んだら母親に訊いてみるよ」
漢字で書いてフリガナわかりやす
そして聞いてみるではなく
訊いてみるっていうのも
日本語ってすごいよ

昔からの話
それは神話とかのレベルではないけど
どんどん神話的になっていくのではないかしら

色々な伝統的な暮らしや風習
だって神がかっていますから
神話も実はとても身近な物語かも


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