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きみはポラリス 三浦しをん 新潮社

きみは北極星
ってなんだかすごくないですか
きみが中心
目印・いつでもどこでも探し出せる
わお♪

たくさんの愛のカタチ
愛の様子が描かれています

そして最初のお話から
やられました…
三浦しをんさんって
言葉もすごいんやなっと

私はついつい、辞書とか文楽とか
箱根駅伝とか、そういう題にひかれて
そこまで言葉のたくみさには、気づかなかった
どっちかというと流れるような感じが好きで

(抜粋)
肺から吐きだされた煙と息は、白く混じりあい、
だれにも解読できない文字のような軌跡を描いて、
冬の夜空にのぼっていった。
おしまいの一筋が闇に溶けるまで、岡田は窓辺から動かずにいた。
冷たく正常な空気ですべてが覆われた、寒さの厳しいある日のことだった。

私はたばこは吸わないけど
冬の寒い時間にその寒さの中で動けなくなる気持ち
誰にでも経験があるのではないかなっと思う
そういう時のほっぺたの寒さと
寒いときのしんとした匂い

実らない恋
実っていく恋
一般的にはこの二つになるのだけど

実らなくてもよい恋もあると
思わせていただける
それは、他人からみたらそうなわけで
自分には実っているのだと
気付けるのだから


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