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きれぎれのダイアリー 柴田聡子 文藝春秋

そのまんまな
きれぎれのダイアリーを
読む

シンガーソングライター柴田聡子さんを
知っていたわけではない
もちろん詩人としての彼女がいて
賞も、貰っていたりとかするのも

ぱっと本を開けたところに
「あの桜が全部散っても、きっと誰も死にません」
後表紙の
「大丈夫という鈴を鳴らしながら、誰かのために、
という森を行く。」
っていうのに惹かれて

独特の文ってわけではなく
独特の視点ってわけでもない
かといって全てがそうそうーあるあると
共感できるというわけではない
けれどもその中間ではない

若者的な感性を売りにしているわけでなく
年長者や徳のある人の話でもなく
(私の6歳下のご年齢なので当たり前かな)
その中間でももちろんない

ほんまに、柴田聡子さんの日常と
ちょっとした非日常を
こちらが覗き込む感じ

なんとなく、そうそうって思うことや
へーっと思うだけのことが
織り交ぜられていて
さらりとした本というのが印象

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