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理想の茶わん蒸しを語ろう。

最近くら寿司に行った。
 ここはびっくらぽんというシステムがあり、食べた皿の数に応じてくじに挑戦できる。
個人的にはミニチュアのお寿司が好きなのでコラボものだけじゃなくて常設のびっくらぽんも用意していてほしい。

くら寿司の茶わん蒸しは魚介の出汁が使われている。
具材はかにかま、ほたてとかなりジャンキーなものである。
食感がとてもなめらかで出汁が効いていておいしかった。
子どもも好きな具材ばっかりで満足だろう。

私の理想の茶わん蒸しを語りたい。
出汁はしいたけとかつおやこんぶの合わせ出汁がいい。
しいたけの苦みや渋さが味を引き締め高級感を高めてくれる。
しいたけがないとぼやっとするというかジャンキーさが増してしまう。
温度は熱ければ熱いほどいい。思いっきりやけどしたいまである。
ふ(気泡)は入っていない方がいい。とにかくぷるぷるつるつるしていてほしい。
入っていてほしい具材ランキング第1位は三つ葉。
三つ葉は主役になることこそない食材だが茶わん蒸しにおいて大きな役割を持っている。
彩、高級感、味のバランス。私たちが三つ葉に会える機会は少ない。
茶わん蒸しで定期的に三つ葉に会いたい。

第2位はほたて。
出汁が出ておいしい。
そして茶わん蒸しは海底2万マイルの宝探し。
底が見えない深い茶わんの中を進み底に沈んでいる具材を見つけ出す。
ほたては金貨や財宝である。見つけた時の心のときめき。

第3位はギンナン。
ギンナンも茶わん蒸しでしか会わない。
でもそこまで仲良くないから完全にヨッ友。
いなくても何も思わないが、とりあえずヨッと言っておきたい。


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