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【負のループ】に陥った私を救ってくれた詩。進路選択について①


こんにちは( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
「かおもへじ」です。

私は4月から大学生になります。
どん底だった受験期と、その時救われた言葉を紹介したいと思います。
進路選択については、参考にできるようなところはありませんが(笑)、この記事を通して、自分のペースで進もうよってことを伝えられたらなと思っております。
紹介する詩は苦しんでる全ての人の、ひとときの安らぎとなるような詩ですので、ぜひ知っていただければと思います。( ´ ▽ ` )


1.進路選択 遍歴

皆さんに、目標はありますか。

・高1

やりたいことなんて、なかった。
高校の面談といえば、必ず聞かれること、卒業後の進路について。
私はとりあえず大学は行っとくか〜というような、何とも地に足のつかない狭い考え方をしていました。今考えると、何と幼稚な考えだったか…。大学に行きたくても行けない人、大学のお金を寝る間も惜しんで働いて工面してる人が沢山いるのに、私はやりたいこともないのに大学に行こうという呑気な考え方をしていました…。

【文理選択】
「理系にこだわりがないと理系に行くのはしんどいよ。」という担任の言葉で、特に理系に愛情がなかった私は文系を選ぶ。(最終的に世界史の魅力の虜になったので結果オーライ?(^_^;))

比較的考え込んでしまう性格の私は、目標がないなりに、好きなことから、大学で学びたいことを見つけようとしていました。本当は、やりたいことがあって大学に行くのがベストですが、大目に見てくださいm(._.)m

※余談
大学進学率が上昇してる今、過去の私のように、夢もないのにとりあえず大学に行くという選択をしている人も多いように感じます。しかしその流れに逆らって公募推薦、総合型選抜などの所謂自己アピールが肝心なAO入試も盛んになってきています。そのような人々は夢を頑張って作るか、偏差値がそこまで高くない学校では、ほぼ少数派になってきている一般入試に挑むかどちらかのようです。このことについては様々な意見があると思いますが、私は結果的に、公募推薦、総合型、一般入試、全てを経験しました。
このことについての詳細、個人的な意見などは、また別の記事で長々と書いていきたいと思います。m(._.)m

【好きなこと】
・映画鑑賞、読書
→社会に疑問を訴えてる系、メッセージ性が強い作品、それを考察するのが好きだなぁ。

・音楽を聴く
→洋楽を聞いて海外の雰囲気を味わうのが好きだなぁ。

などと好きなこと
→なぜ好きなのか、どこが好きなのかということを深掘りしていって、そこから映像系の大学、英語を学べる大学、などに焦点を当ててオープンキャンパスなどに参加しました。

・高2

【課外活動】
高2に進級すると、とある課外活動に熱心になり、日々の勉強に手が回らなくなりました。まして、進路について考えることなど、全くと言っていいほど減ってしまいました。
ですがこの活動を通して、人と関わる仕事に就きたいという何とも漠然とした目標が1つできました。

人と関わる仕事…
今思うと、ほとんどの仕事が直接的に、若しくは間接的に人と関わってますね…。(°▽°)
ただその時の私は、人と何かを達成できることってなんて楽しんだ!という、まるで青春映画の主人公並みの能天気な考えを持ってました。ちなみに、今も思ってしまってたり…(o_o)

【高2後半】
高2後半になると、そろそろ受験の気配が漂い始めます。高1、高2で行ったオープンキャンパスなどから、気になってる大学はありましたが、そこに向けて受験勉強を開始するという覚悟は全く決まっていませんでした。

もし、これを読んでくださってる受験生の方、
覚悟は重要です。
ですが覚悟には責任も伴います。
苦しくなりますよね。( T_T)\(^-^ )

行きたい大学も学部も将来の目標も決まってなかった、決めてなかった私ですが一人前に、将来に対する不安というのは、ずっと心の中で渦巻いていました。(>人<;)

そこで、ふと思ってしまったのです。
英語が話せるようになりたいとか、海外に行ってみたいとか、映画を撮る現場に行ってみたいとか、そういう私が描いてきた夢よりも、汎用性の高い資格を取って、安定した暮らしをする方がよっぽど良いのではないか!!!と。
このまま、漠然とした夢を掲げて、大学に入れたとしても、いつかどこかで挫折する。就職はどうするのか?自律できるほどの収入を得られるのか?
このように謎に、親目線で自分を見て強烈な不安に襲われました。

・高3

いよいよ受験生になります。私は中学生になった頃から、いや小学生の頃から、大学受験というのを恐れていたように感じます。
(さらに言えば、就職活動も恐れていますが…)
。・°°・(>_<)・°°・。

【人生安定が1番!?】
資格を取って、安定を手にしたい!!
という考えになってから、国家資格を調べまくりました。

そこで、看護師になろう!
とここで急に自信が芽生えました。
私は看護師になるんだ!看護師になったら人と関わることもできるし、仕事は大変だけれど職を無くすこともない、日本全国で働ける!私が探していたものは看護師という職だったんだ!!

第一、私は文系で、それまで一切医療系の道を本気で目指したことはありませんでした。小学生の頃は薬剤師や獣医を志していた時期もありますが…。このことを学校の先生に伝えると、やはり止められました。なぜ急に看護師なのか、看護師のどこに魅力を感じたのか、沢山聞かれて沢山話しました。

【夏休み】
それでも看護師という道を捨てられなかった私は、3年生の夏休みという受験生にとって重要すぎる期間に、看護大学のオープンキャンパスに参加します。
ここで、看護師という職の尊さを学ぶと同時に、具体的な大変さ、私が思い描いていた看護師としての働き方をする人は少数だということを実感し、看護師という選択をやめました。

そして、考えても考えても答えが出ない毎日。
勉強しなくてはいけないというプレッシャー、周りとの比較、行きたい大学もないのに大学全落ちの恐怖、将来への不安、周りの人への罪悪感
このような思いに苛まれ、次第に思考のループに入っていきました。🌀🌀

朝起きて、まず考えるのは大学受験のこと。
学校の補習に行っても、勉強に身が入らず、考えてるのは、この先どうなるのかという、将来への不安。
ひたすらに重ねるネットサーフィン。
単語帳開くだけで、吐き気がする。
大好きな食事の時間も、心ここにあらず。
夢の中でも、自分だけ不合格になる夢にうなされる。

そんな日々が続きました。

2.本屋にて


もう、こんなんじゃダメだ。とりあえず新しい参考書を買って気分転換でもしよう。少しでも勉強をすることが大切だと思って本屋にいきました。

そこで、ポケット詩集という詩集を目にしました。パラパラとめくっていくと、

ぼくが ここに   まど・みちお

ぼくが ここに いるとき
ほかの どんなものも
ぼくに かさなって
ここに いることは できない

もしも ゾウが ここに いるならば
そのゾウだけ
マメが いるならば
その一つぶの マメだけ
しか ここに いることは できない 

ああ このちきゅうの うえでは
こんなに だいじに
まもられているのだ
どんなものが どんなところに
いるときにも

その「いること」こそが
なににも まして
すばらしいこと として

ポケット詩集 ぼくが ここに まど・みちお

という詩に出会いました。
小学校低学年の教科書に載っているような、ひらがなで書かれた優しい詩。
実際に教科書に載っているかもしれません…

心に染み渡る優しさ、安心を与えてくれる詩、ここに生きててもいいんだという安らぎを与えてくれました。勝手に涙が出てきました。

たかが高校3年生で大した悩みではないかもしれませんが、この詩は、生きてるだけでいいんだと思わせてくれました。

ポケット詩集には、他にも心温まる詩や考えさせられる詩が多数載せられてます。

ハードカバーで小さくて子供向けのように見えますが、生きる意味を見失ってしまっている方々にも、心の安らぎをくれるような一冊だと思います。

自分のペースで、ただ生きていればいいんだと。
大学受験が上手くいかなくてもいいじゃないか。
人生が上手くいかなくても、いいじゃないか。
生きてるだけでいいじゃないか。

(本当は上手くいかなくなったら怖いなと思って頑張ってしまうんですけどね…)
でも、一瞬でもそう思えることが苦しい時に大切なんだろうなと思います。

・その後

高3の夏休み、私は一切勉強をせずに、映画を見に行ったり、本を読んだりと好きなことをして過ごしました。
そして、怒涛の高3後半に続くのです…。
今後、書く予定です。m(._.)m

(前回、noteで初めて投稿して、意外にも楽しくて、♡を押してくださる方にも励まされてます。ありがとうございます(╹◡╹)♡)

3.終わりに

受験期後半は、今後書きます。m(._.)m

悩み事があると、ついつい、答えをネットに求めがちです。自分の知らない有益な情報が載ってるのではないかという焦燥感にかられて、ネットサーフィンすればするほど、また悩み事が増え、の繰り返しを沢山してきました。

上手くいかない人生でも、いいじゃないか。
生きていればそれで、いいじゃないか。

と自分自身に言える時間が皆さんに、少しでもあれば、良いなと願っています。苦しくなる時は、どこかで頑張ってるんです。
頑張れなくなった時に、またいつか頑張れる余裕を、ぼくが ここにという詩でつくってもらえたら紹介した私としても嬉しいです(*^^*)

読んでいただき、(ぶっちゃけそこまで読んでないって方も)ありがとうございました!
またまた〜(・∀・)m(._.)m

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