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好きになるのに理由考える必要なくない?

友達とお互いの大好きな人の話になった。

私は恥ずかしかったが聞いてみた「見る?」

そしたら彼女から、

「見るー!」と言ってくれたので動画を見せた。
正直見せたいのもあったので、嬉しかった。


そしたら、彼女から返事がきた。

「なるほどーあなたが、好きになるの、わかる気がする~」と、言われた。


私が「なんで私が好きになると思ったん?私、いまだによくわからんのよー、なんで好きになったのか」と、言ったら

「陰の部分を自分で知ってて、自分の殻を破ろうと努力しているところかなー。あとちょっと不思議ちゃん!♡」と、言っていた。

うんうん!そうだね!
かっこいいよね!すてきでしょ?w不思議ちゃんOKー唯一無二と言ってー!!
認めてもらえると、嬉しい!



彼女が

「ぶっちゃけ好みなんじゃないの?」と、言われた。

「えーと、好み…好みですか。まあ、それはあるのかな、でも自分の好みって、よくわからないなー」



するとおもむろに
彼女は言った。



「て、いうかさー好きになるのに、理由考える必要なくない?」


え!?

と、思った。彼女らしいストレートな言葉だ。
そして妙に納得させられた。




今まで色んな人を好きになった。

どうして好きになったのかといえば、その人に、なにか惹かれるものがあったからだろう。でも、同じタイプの人ばかりだったかといえば、そうではない。

これは私の癖なのかもしれない。
私は、好きになる理由を探してしまう。

きっと
好きになる気持ちが
とても不可解だからだ。

わからない気持ちと折り合いをつけるためだろう。昔の人が、流行り病は悪霊が起こすものだと考えたように、わからないものは、なにか納得できそうなもので、説明する。





彼女はそれを感じたのだろうか、それともロマンチストだからだろうか。
芯をついた話をしてくれた。

好きになるのに、理由考えても仕方ない。だって、もう好きになってしまったのだから。

好きになったから好きなんだ。その方が、その人を丸ごとすべて受け入れている気がする。そんな言葉だった。


言霊の乗った素敵な言葉だと思った。

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