自分の行った教育や支援を美談として語る前に振り返ることが大切な話(短文)
私は支援や教育において「こういう風な支援をしたらこんなに上手くいった」といった
ひけらかすような話は嫌いなのです
それが研修や実践発表の場であればなおさらです
ではどんな形であればいいのか という話だと思うのですが
自分の支援を客観的にみて、どういう環境や、人数、メリット、デメリットをしっかり意識したもの
であるならば、共感できるのです
自分の支援は必ず上記のような要素を踏まえて振り返る必要があります。なぜなら、そうしないと正確でない、ひとりよがりなものになってしまうのです
私の知っている例では、
ダウン症のお子さんの日々のお世話を周囲のお子さんが甲斐甲斐しく行うことを誇らしげに話す幼稚園がありました
しかし、その本質、実体は、ダウン症のお子さんにとって何の学びもない日々が続いている というものです
周囲の手助けするお子さんの負担になっていないか
お子さんに任せるあまり、スタッフが現状を把握しているか
等
スタッフはそういった面に目を向けず、それをさも美談のように語ります
それはやはり支援や教育として間違っているのです
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?