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【短文】懐かしき古本屋さんの思い出
岩波文庫は古今東西の古典の普及を使命とする。古典の尊重すべきは言うまでもない。その普及の程度は直ちに文化の水準を示すものである。
岩波文庫は、私にとって青春の代名詞です。私はあまり裕福でない家庭で育ちましたので、中高生の頃はお金があまりなく、新刊本を大量に買うなんていうことができなかったんです。
では、どうやって本を買っていたかというと、古本屋さんで安い本を探してました。一般の本が50円から200円程度で売ってましたし、戦前に出版されたボロボロの岩波文庫なんか、1冊10円で売られてたんです。知識欲にまみれていた身にとって、これほどありがたいことはありません。大量に購入しては積読していました。
昔懐かしい思い出です✨
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