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歩いて5分と車で5分②

さて翌火曜日。車で5分の呼吸器専門のクリニックへ。
実はこちらが本命。HPを見ている限りでは、私の希望を受け入れてくれそうな病院でした。こちらは出来たてほやほやでもないので
それなりに年輪を感じさせる院内です。

やはり予約診だったので、時間どおりに呼ばれ診察室へ・・・・・

車で5分の病院、今時珍しく入院施設も併設されております。
急性期から慢性期・終末期までの入院が可能となっている病院です。
設備機器も呼吸器に特化しているのか、結構な設備が整っております。
リハビリ施設も併設、それに加え、在宅希望者には24時間365日、在宅医療も提供してくださるそうです。

これだけでも結構私の希望に近い病院なのだが、何よりここの院長先生は
「尊厳死受容医師」なのです。望まぬ延命はせずに緩和ケアで看取りをしてくれる、そういった考えを持ってくださっている先生なのです。

こちらの先生も30分程私の話をじっくり聞いてくれました。
なになに?田舎やのにいい先生揃いやん(笑)
こちらの病院では、毎年数十人お看取りをされているそうです。
その中で私のような間質性肺炎は約1割程だと。
病院での看取りはもちろんの事、自宅が良ければ往診する旨
おっしゃっていただき、なんか安心したって感じでした。
もちろん、今通院している総合病院との連携も必要に応じて
取ってくれるとのこと。

話を聞いて、在宅酸素になっても多少動けるうちは自宅に往診してもらってもいいし、父を見てきて、動けなくなった時にトイレすら立てないのでオムツをしたのだが、父の場合は母も私も姉も傍にいたので対応できたけど
ウチは夫だけだし、正直夫にオムツ交換してほしくないし(笑)
その頃になったら病院で緩和ケアを受けながら静かに看取ってもらうのが
一番いいのかな・・・・と感じた。
オムツ(トイレ)問題、結構重要ですよね💦
父はオムツになってから一月半で他界、例といってもそれしか知らないのだが、立てなくなるほどに弱ったら食事も激減するし、やはり1~2か月で他界するのだろう。
まぁ普通の高齢者の足腰弱りました~っていうのじゃないしね😫
息が思うようにできずに苦しくて動けないっていうやつだから、
食事するのも結構苦しそうで、あまり進んでなかったなぁ。

色々総合して、車で5分の病院に転院することにしました。

真偽のほどは分からないが、マイナ保険証に切り替えないと
12月からは調剤薬局で薬出せませんと言われた等々、
Xでのコメントを見かける。ウチはマイナカード自体作ってないし、
保険証は会社の組合だから、もちろんまだ紙の保険証だし。
まぁ社会保険料天引きされてるんだから、10割負担になるなんてことは
起こらないだろうけど、この病院のもう一ついいところは
院内処方してくれるんです。これも今時珍しい!!
調剤薬局行かなくてもいい(笑) 私のお薬データを渡したので、
通院が始まるまでに用意しておいてくれるとのコト。

総合病院は7月予約で紹介状用意しておいてくれる段取りになってるし、
街医者先生のトコは、来月行って紹介状書いてもらうようにお願いして…
揃ったら転院。揃うのは・・・・・・7月だね(笑)

古き良き時代の病院の在り方を今でも守り通している病院。
そんな感じの病院に思えました。



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