見出し画像

正直すぎる子どもの心をどう扱うか?

子どもの心について、悩みまくっていた時期がありました。小学生の娘の心をどう扱っていいのか全く分からなかったのです。

娘、現在は成人し社会人になっています。
野本さんの記事を読んで、その頃のことを思い出しました。

それは正論かもしれないけれど、子供の心を萎縮させてしまう。多分子供はそれ以上、言葉を紡ぐことをやめてしまうと思います。

本当のことを書くのは難しい

そうですよね、子どもを委縮させては元も子もない。
そんなことを思い出しました。

私の娘は小学2年生の時、作文で祖母を「バーバー」と書いたため、注意されて学校に行かなくなりました。当時は、「そんな些細なことで?」と心配でした。でも、「正論で子どもの心を委縮させてはいけない」という野本さんの記事にドキリとさせられました。

そう。その頃の私は、いつもどうすることが正しいのか?に振り回されていたと思うのです。だから、「正論で委縮させてしまう」という言葉が刺さりました。

娘は「いつも通りの呼び方じゃダメなの?間違いってこと?」と訴えました。私の思った「些細なこと」も、娘にとっては大きな出来事だったのです。

小学生の子どもの気持ちをどう扱えばいいのか?このことがきっかけで、学校に行かなくなった娘から、時間をかけて学ぶことになりました。

大人はどこかで子どもをジャッジしている?

成人になった娘に、学校に行かなかった頃の話を聞くことがありますが、周囲の大人たちが、自分の考え方で子どもを判断していたことが分かるエピソードがたくさん出てきます。

聞いていると、本当に反省だらけです。

大人は、自分が間違っていることに気付かない。
いつも子どもをジャッジしているのかもしれません。

でも、それって傲慢な考え方ですよね?


娘の心には、子どもの純粋な目で見たあの頃の世界観が、今も鮮やかに蘇るようです。彼女にとっては、少しトラウマのようなものなのかもしれません。

私は過去の出来事を振り返り反省し、こうやって記すことで頭の中を整理しています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?