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鬱ポエム2🥺

体を毒が巡る、首筋に冷たい毒、手首を切り裂いて掻き出さないといけない。僕はまたあの子のことを考えては何度目かの初恋をしている。ごっこでもいいから付き合わせてほしい。一緒にいたい。あんなに小さかったのに大きくなったねと言いたい。

信仰は布教すればするほど薄めのカルピスになる気がする。

ごり

西陽、薄星、夜の影。月は登って紫の幕が降りている。
山々は眠りを待ち、僕は1人行くあてもなく車を走らせている。

この標識の2人が誘拐でない保証はどこにもないよね

奇跡のブスって美人より探すのが難しい

ごり

贅沢はキリないけど節制はキリがあるからいいね

ごり

妹がいる夢を見た、知らない大人に扉の開きやすい部屋の中で犯されて扉を少し開け脱臼した腕を見ていた。夢の中だけの父だった。

妹は僕と仲が良かった。全く喋らないけれど膝の上に乗ってきたり一緒の布団で眠ったりした。僕は妹を毎日抱いて眠った。風呂にも一緒に入ったし、まだ6才の妹だった。

悩みがないのが悩みだった。悩むと言うことがわからなかった。人が死ねば消えてしまうものに何をそんな時間をかけるのか?悩み相談ほど無駄なものはない。人間関係も連絡先をすべて消せば悩むことなんてないし嫌な上司なんかも仕事を変えれば顔も見ないで済む。だけどできない時もある。そのストレスは小説を書く燃料になる全てネタになるのだからどうでも良かった。

けつふいたかみで口拭いてしまった。

昨日のわし

赤いレンガ、花も咲かない不毛の地。もちろん友だちもいない。みんなみんな死んでしまった。椿の色も忘れてしまった。唾の吐き方はこんなに

先生というのはハゲ散らかしてればハゲ散らかしてるほど愚かだ。ハゲは本来恥ずかしい物なので本当に賢い人なら隠すはずだ。だからハゲを全員死刑にしてしまえば世界はいくらか平和になる。

もうなんのために生きているのだろう。歩いていても余裕なく腹を立てて、怒って損をするばっかり。毎日同じの繰り返し、腐って死ぬまで繰り返し。朝はどうせ全部忘れるのにたくさんの言葉の奔流と一緒に起きて、夜は息苦しさで気を失うみたいに眠る。もう生きているのか死んでいるのかわからない。ほしいものもない。このままダラダラ苦しみと生きるくらいなら、今すぐ落ちてきた天井に潰されて死んじゃいたい。

よく笑うあの子の鼻の頭に蝉が止まった。あの子はもっとけらけら笑って、私に手の中で喚く蝉を見せてくれた。私はそれを嫌がって、自分とあの子との違いをはっきりと感じてしまった。これが大人になることならあの子はそのままの味で、まっさらむくむくでいてほしい、いつまでも。

直すところが他にもっとあるはずなのに僕は毎日寝癖しか治さない。

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