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【社会人留学2年目】はじまりはいつも、セルフアウェアネス ~Week4~

こんにちは!
メルボルンは寒の戻りで、ふたたびダウンジャケットを着ています(>_<)

Week4のハイライトは、最初のセメスターでManagement Competenciesでお世話になった教授と先学期ぶりにキャッチアップをしたことです。Management Competenciesは、マネジメントとしての「自分」に焦点を当てた、(メンターいわく)日本にはないユニークな科目で、さまざまな示唆をもたらしてくれました。時を経て内容を振り返る中で、また日本の友人たちとディスカッションする中で浮かんでいた疑問に対して、明快な回答をくださいました。いくつかシェアします。


Daniel Goleman's Emotional Intelligence framework
  • EQにおける、セルフアウェアネスとセルフアセスメントのちがいは?

    • セルフアウェアネスは、自分が怒っていると気づくこと。セルフアセスメントは、怒っている自分の振る舞い・言動を認識すること。適切なアセスメントは、文脈によって振る舞い・言動を適応する能力(リバーサルラーニング)の土台となる

    • セルフアウェアネスが高いほど、自己奉仕バイアス(自分が成功したときは能力、失敗したときは外部要因)に陥りにくくなる

    • リバーサルラーニング(反転学習)とIQには相関があり、リバーサルラーニングが得意な人は、IQが高いほど社会的なコミュニケーションを取る一方で、リバーサルラーニングが苦手な人は、IQが高いほど社会的なコミュニケーションが減少する傾向がある(例:Big bang theoryのSheldon: 頭はいいが文脈に適したコミュニケーションが取れない)

  • セルフアウェアネスなしに、リレーションシップマネジメント(育成、影響力の発揮、リーダーシップなど)をするのは可能か

    • Social-Relationalはコンテクスト/文脈を指す。セルフアウェアネスが欠けている場合、文脈を理解することはできても、その文脈に適した行動を取ることができない

  • ステークホルダーマネジメントにおいて、関与度は低いのに何かと口出ししてくる人の気をそらすタクティクスは

    • 状況によるが、他の重要な課題を与える、または相手にとって魅力的でない伝え方をする、(政治的ですが)失敗しやすい状況に追い込む、など

このほかにも多様なテーマでお話ししましたが、教授は何度も、”Self-awareness always comes first" と言って、セルフアウェアネスの大切さをリマインドしてくれました。留学を開始して1年になり、さまざまなドラマを経験するなかで、順調に、セルフアウェアネスが育まれています。今後はセルフアセスメントの視点も意識して取り入れながら、リフレクションを行ないたいと思いました。

友達おすすめのインドネシア料理~❤❤

もう一つのハイライトは、これまでにもたびたび登場しているインドネシア出身の友人F(今後インタビュー記事をアップ予定)の卒業式を見届けられたことです。エンジニアリングマネジメントの修士号、おめでとう!いつも以上に輝いていた彼女を見て、本当に誇らしい気持ちになりました。

卒業式当日は見事な快晴でした◎◎

そのほか印象に残ったこととして・・・ケースディスカッションで、会社(経営)、従業員、顧客のどの立場に立つべきかを検討していた際、実務経験が豊富な教授が「まずは従業員の立場に立つと決めています」と言い切ったのが、とてもかっこよかったです。私も、経験と理論に裏打ちされた考え方を磨きながら、今後の学びや経験を通じて、少しずつ自分なりのフィロソフィーを形成していきたいと思いました。

そしてついに、ビジネススクール主催のケースコンペティションが始まりました!これまでの授業で出会い、その優秀さと人柄の良さに感銘を受け、いつも刺激を与えてくれる友人たちとチームを組んでいます、、、!頑張るぞ〜◎

最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^

フラホワ❤



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