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在宅介護をしようと考えてる方へ

まず僕のことをお伝えしますね。
僕は大学を卒業してからずっと介護業界で仕事をしています。

介護という仕事が楽しいから

これはご家族からすれば「そんなことない」「ものすごくストレスがたまる」等、意見が合わないと思います。この意見に対して僕は「そんなことない!楽しいです!」なんて言えません。なぜかと言うと家族に見せる顔と僕たち働いている方に見せる顔が違うから。(人によっては同じです)
だからここに相違があるのは当たり前なんです。ご家族でできないことが職員ならできる・これの逆だってあります。

でもここで何もしなければご家族も職員も成長できません。ここで成長をするには何をするか。簡単です。

ご家族と職員でコミュニケーションを図ること

お互いに話すことでインプット・アウトプット(学ぶ・教える)ができ、
じゃあ次はこうしてみよう・ああしてみよう等学びが出てきます。

この学びが「楽しい」んです。

これでできなかった時、何が違うのか(行い方・声掛けの仕方・時間帯等)
を関係者全員で話し合い、情報を更新していくことが大切な事ですね。
もちろん利用者さんとのコミュニケーションもすごく楽しいです!
一つ一つの関わり合い・学びが日々勉強になるし、成長につながっていると実感しています。

と、僕の介護の楽しさを最初に語ってしまいました。


さて本題です。


在宅でこれから介護をすると決めた方へ。一言。

「介護保険のサービスを使って、絶対に無理をしない」でほしい。


これに尽きます。僕は訪問介護・デイサービス・特養などを経験していますが、一定数はサービスを使わずに自分たちの力で面倒を見ると決めた方々をみます。

例えばAさんを朝起こして、ご飯用意して(自身で食べれる方は自力摂取・食べれない方は介助して食べる)自分の仕事の用意をして仕事に行く。でも仕事中も家にいるAさんの事が心配。帰ってきて何もなければ良かったで済むけど倒れてたとか便が床に落ちてたとかであれば、それを処理して夕食を作り就寝させる。(一回寝てもまた起きるを何度も繰り返すなんてこともあります。)
これを続けているとまぁ仕事は辞めようという選択になって、一日中Aさんに付きっきりみたいな状態になってしまいます。(あくまで一例です)

ここで介護保険のサービスを使うとだいぶ変わります。

一日型のデイサービスを使うとしたら。
Aさんを朝起こして、ご飯用意して(自身で食べれる方は自力摂取・食べれない方は介助して食べる)自分の仕事の用意をする。ここまでは一緒です。ここからデイの方が迎えに来てくれてAさんはデイに向かいます。(半日型と一日型というのがあり、どちらが合うのかは見学に行って自身の目でしっかり見て決めて下さいね。)そしたら夕方まで面倒(食事・排泄・レク・入浴)を見てくれ、送迎までしてくれます。
そうするとまず、家に残して心配というのが無くなり、仕事にしっかり望めます。そして仕事を辞めるという選択肢は無くなりますね。

もし夜間、もう面倒みれないという状態ならSS(ショートステイ)というものを使えます。文字通り短い期間でのお泊りサービスです。


最後に、最初に書いたように介護保険のサービスを使わないとご家族はストレスがたまりやすくなってしまいます。
いろいろなサービスが介護保険にはあり、利用する方・ご家族にとって、メリットが沢山あるので是非利用・相談をしてくださいね。

「一人・家族だけで悩まないこと」これが大事です!


介護サービスを使う方法には、住んでいる市区町村の窓口で要介護認定の申請をすることから始まります。
介護サービスの利用者、またその家族が、自分たちの相談ごとを、排泄などプライベートな部分を相談するのって、ハードル高いと思います。ただ、できないことはできないと正しく申告することが、正しい介護サービスを使うには大切だと思います。
介護サービスを使うには、1人1人にケアマネージャーという担当者がついてくれますから、安心してくださいね。



介護ってどう始めればいい?・介護の施設選びで困ってるから助言が欲しい・施設にはどんな種類があるのか知りたい・家族で介護をしたいけどどうすればいいかわからない・介護してるけど○○で悩んでるから助言をしてほしい等で、困っている・相談する場所がわからないという方々のお力になれたらなと思います。何かご相談事があれば、気軽に下記にご相談ください♪

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