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WISC‐V研修会 備忘録①

通年で、WISC‐Ⅴの研修会に参加することにしました。そこで知ったことを、備忘録的に綴っていきたいと思います。今回はその、第一回目の研修会で知ったことの記録です。

実際の事例を基に解釈や検討点を挙げていくのですが、マニュアルからは得られない、有益な情報が盛りだくさんでした。

・知的発達に遅れが見られない場合は、知能と学力(カラーテストや模試な 
 ど)の差を得検討する。
・(衝動性が高いという記述に対して)流動性推理の高い人は、衝動性は低 
 い。衝動性が高いと、流動性推理の力は発揮できない。
・言語理解と聴覚ワーキングメモリがセットで低い場合、言語の困難の可能
 性あり。特異的言語障害の可能性。
・特異的言語障害が要因で、授業中ぼーっとする様子が見られることがある 
 (先生の言っていること(言葉)が理解できずに)。手作業でぼ-っとしている
 場合は、不注意が要因のことが多い。
・言語能力の低い人は、過呼吸など身体化しやすい。
・語音整列が低い場合、かなの配列困難はないか?50音言える?特にた行
 以降。読み書き困難の子、た行以降言えないこと多い。
・聴覚ワーキングメモリと処理速度の低さ=発達性読み書き障害の可能性を
 疑う。
・言語理解は学業との相関が一番高い。

今後も研修会は続くので、また自分の振り返りのためにも、「へ~ぇ!」と思ったことはこちらに記していきたいと思います。

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