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自分の立て直し~翻訳編①TOEICとアメリア~

昨年初頭、こんな記事をアップし、2023年は翻訳の仕事の基礎固めをする、とみなさんに宣言をしておりました。

その記事で挙げた具体的な目標は4つ。

  1. 1~3月までの間にTOEICを少なくとも1回受ける

  2. アメリアを使い倒す

  3. 多読に再挑戦

  4. 4月から実務翻訳の講座を受ける

その結果を振り返ります。本記事ではTOEICとアメリアについてまとめました。

1.TOEIC

2月の終わりに受験しました。

対策ひとつめは、スマホで使えるTOEIC学習アプリ「Santa」。

  • 問題を解くと、現在の予想スコアを診断してくれる

  • 現時点の力と目標スコアに見合った問題が出される

  • 自分の弱点を解析し、そこを補強する問題を出してくれる

  • 単語学習をしたり、パートごとの問題を集中的に解いたりもできる

TOEIC対策アプリはたくさんありましたが、上記の点が気に入ってSantaを選びました。

スマホで使えるので場所を選ばず問題を解くことができ、すきま時間にも重宝しました。その日のおすすめ問題が出て、毎日解くごとに予想スコアが表示されるので、コツコツ続けるモチベーションになりました。一方、スマホゆえに画面がせまいので長文問題の全体が見づらかったこと、フォントサイズの変更ができなかったことは残念でした。老眼が混じり始めているので小さい文字がきつくて……。スマホアプリなので仕方がないですね。

TOEICアプリを探した当時、ちょうどSantaの年間プランのキャンペーンが行われていたため、かなりお得に購入できました。そのときは開発会社Riiid Inc.が単体でリリースしていましたが、現在はアルクとコラボして提供しているそうです。

対策ふたつめは、公式問題集。前回の受験がだいぶ前だったので、新しい形式(2016年に変更があったとのこと)に慣れるために解きました。

勉強期間はできるだけ短くし、とりあえず一度受けることにして、2月に受験。結果は935点でした。まだ会社勤めをしていた約15年前に受けたときより、わずかですがスコアがアップしたのでほっとしました。職業柄900点台後半がほしいところではあるので、また折を見て受験しようと思っています。

2.アメリア

冒頭の記事では「応募できるものはできる限り応募。定例トライアル、トライアスロンへの応募を増やす」と書いていました。

2023年に応募できたのは、翻訳お料理番3回、定例トライアル5回。トライアスロンには残念ながら参加できませんでした。

定例トライアルの内訳は、フィクション2回(結果:B、B)、IT・テクニカル1回(結果:B)、ノンフィクション2回(結果:A、A)。1年以内にノンフィクションで2回Aの成績を収めることができたので、同分野のクラウン会員資格を取得しました。

クラウン会員はアメリアに入会した当初より目指していましたが、「1年以内にAを2回」という条件がなかなか難しく(取得の道はほかにもいくつかあり)、一度Aを取れても次が取れずに仕切り直し、ということが続いていました。それだけに、事務局から取得のお知らせをいただいたときはとてもうれしかったです。お知らせのメールが今年1月に届いたこともあり、2023年の基礎固めの成果がひとつの形になったなと思いました。

トライアスロンや出版持込ステーションも活用できるとよかったのですが、諸事情によりそこまで手が回らず。今年の課題として持ち越しました。

お読みいただきありがとうございました。

次回は後半、多読と実務翻訳講座について書こうと思います。

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