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ときどき日記(235)施政方針演説いちいち言葉尻を捕まえて揚げ足をとる

「外交には、裏付けとなる防衛力が必要です」・・・昨今の議論では敵基地攻撃能力云々言っていたはずだ。外交とは恫喝力のことなのか。

「反撃能力」・・・増強したって相手も相応に増強し、イタチゴッコになるばかりだ。大国相手に絶対に凌駕できない。

「足元の物価高に的確に対応します」・・・日本は計画経済を採用していない。自由経済下でどうやって政府は物価に介入できるのか。

「公的セクター(部門)や、政府調達に参加する企業で働く方の賃金を引き上げます」・・・やれるものならやってみろ。公的セクターに勤める公務員の給料の引き上げを公約にしたら選挙に負けるぞ。公務員ばっかりずるいってことになるからな。(by元痴呆性公務員)

「賃上げ実現」・・・トリクルダウンを達成できなかったくせして、どの口が言う?

これもだよ、「こども・子育て政策」・・・30年間無策だった。どの口が言う?

「農林水産業については」100文字程度しか触れていない。食糧自給率が著しく低く、ひいては食料物価上昇を引き起こしているのに、自給率を上げることについては14文字しか触れず、「夢を持って働ける、稼げる産業とする」とか言っちゃって、聞こえの良いことしか言わない。
「農林水産品の輸出」なんかの前に、国内で販売しても農家の暮らしを成り立たせることの方が大事だ。

「被爆地広島で開かれるサミットの機会を捉え、」原爆資料館や原爆ドームを見せてやったら良いが、白人には通じないかも。だから武器になるんじゃねえかと再認識されるのが関の山か。

「安保理改革を含む国連の機能強化にも取り組みます」っていうけど、日本は、まだ敵国条項に規定されている国だ。そんな国風情が何か言って通用するのか。どうも金づると思われているような気がする。

結局、詳らかに読むつもりが、斜め読みになり、拾い読みになり、最後は投げ出してしまった。何もできないような気がする。

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