ときどき日記（７６）日本の研究力低下

テレ朝で、その問題を指摘していた。
原因は研究費が少ないことだという。
これも全部、バカな政治家のせいだと断言できる。
大学への研究費は国費で賄われる。
その予算は政治家で構成される国会で可決され、政治家の支配下にある省庁が執行する。
政治家は支援してくれた団体や地元のために国費が執行されるよう誘導し、目に見える形で「新幹線が来た」やら「高速道路が来た」やら「開発事業が来た」やら「補助金を取ってきた」やらを成し遂げ、結果、また票として返ってくる。
票になる予算執行が大好きだ。
それに引き換え、大学の研究費は増やしても１票にもならない。なったとしても大した票数にはならない。
だから象徴的な言葉として、「２位じゃダメなんですか」という言葉が発せられた。
票という極めて小さなことしか考えられないのが政治家だ。
全体観が欠落しているバカな政治家が居なくならない限り「日本の研究力低下」は避けられない。まともな政策は永遠に打たれることはない。