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いくら日本人がサルだったとしても、『あまりにも残酷だから核兵器はやめよう』とは思わず、核兵器を拡大し続けた欧米諸国
地球のため、全人類、夜は戒厳令(90)
「日本、石油もガスも得られなくなる」
「ロシアのメドベージェフ前大統領は5日、『日本はロシアから石油もガスも得られなくなる』とSNSに投稿し、」(2022/7/6読売新聞夕刊4版10面)た。
持てる者はイニシアチブを持てるのだ。
持たざる国、日本は「石油もガスも得られなくな」り遠吠えを吠えるしかなくなってしまう。
国際間の契約は、それを保証する上位機関が無いから「サハリンの石油・天然ガス事業『サハリン2』に関しても、現在出資している日本企業が」排除されてしまうのだ。
国際関係では生存の安全保障は保証されない。
「岸田首相は3日、『今の半分程度の価格を上限として、それ以上では国際社会において買わない、買わせない仕組みを作る』」と言ったが、石油もガスも生存に不可欠だ。首が絞まってくれば、高いから買わないという訳にはいかない。
「メドベージェフ氏はこの発言に反発し、『市場の石油は大幅に減り、価格もはるかに高くなるだろう』と反論した。」が、価格は需要と供給によって決まることは、経済の教科書1ページ目に書いてあることだ。
国際間の契約を保証する国連等上位機関が無いのであるから、メドベージェフに軍配が上がる。
政治では何も国際関係は解決できない。
「仕組みを作る」と言っても、先様には何も響かない。
左うちわで、どう儲けようか算段している。
持たざる者が何を言っても遠吠えにしかならない。
持てる者は更に「サハリン2」を全部自分のものにする。
こうやって国際社会にフラストレーションが溜まって、その圧力も高じてくると、ロシアではなく、欧米の方が先に核兵器に手を出すのではないかという懸念も芽生えた。
広島・長崎に原爆を投下し、その惨状を見聞、検証したのに、いくら日本人がサルだったとしても、「あまりにも残酷だから核兵器は止めよう」とは思わず、核を拡大し続けた欧米だ。
1発目よりも3発目の方が敷居が低いのではないか。
終戦に導き支配下に置くことができたという成功体験もある。
日本は遠吠えが嫌なら、生存に欠かせない食糧・資源・エネルギーを全て自前で賄うしかない。
経済帝国主義では、食糧・資源・エネルギーの安全保障は担保されない。
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