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オレオレ(に投票しろ)詐欺

地球のため、全人類、夜は戒厳令(87)

「オレオレ(に投票しろ)詐欺」

物価高は、自由経済がもたらしたものであり、政治の力ではどうにもならないのに、なぜか参院選の争点になっている。

やっぱり政治家は詐欺師だ。
「オレオレ(に投票しろ)詐欺」だ。

物価は需要と供給によって決まるのは、物理で習ったF=maと同じぐらい基本中の基本だ。教科書の1ページ目に出てくる。

物価を下げるには2つの方法しかない。
供給を増やすか需要を下げるしかない。

供給を増やすとは、物量を増やすことだが、売り手側は儲けたいから、絶対に物量を増やすことはないし、多くの物を海外に依存して、そちらからの供給も減っている。
希少感を出せば出すほど儲かることは実証されている。(工業的には、いくらでも生産できるシューズを、高値で競って買ったのは誰だ?)
戦争で供給量が減ったために物価が上がったのも希少性が出たためだ。

逆に需要を下げると言うことは、消費量を抑えることだ。

「財政出動→景気浮揚→物価対策」の図式を訴える政党もあるようだが、財政出動が最も逆効果だ。

需要の総和を増やし、市中のカネの量も増やす事にしかならず、却って物価高をもたらす。

金融緩和との抱き合わせなら、物価にとって最悪だ。

市中にカネが回りすぎて、カネを余分に持てば、購買を促進してしまい、結果、物価を更に上げる。
スタグフレーションしかもたらさない。

金融はむしろ引き締めて、マネー量を減らさない限り物価は下がらないし、円安も止まらなくなる。

食糧、資源、エネルギーの自給、自活を怠り、物が不足しているのに、政治はカネ撒いて何とかなると思い続けてきたのだ。

国内の富の総和は決まっている。札を刷れば札1枚あたりが保証する価値は下がる。(円安がそれを証明している)
札を刷っても金(キン)にはならない。政府は錬金術を弄しているのだ。現代社会に錬金術は通用しない。

さあ、誰に投票する?

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