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この勢いで温暖化が進んだら

地球のため、全人類、夜は戒厳令(114)

「この勢いで温暖化が進んだら」

夏の甲子園になると思い出す。
今から20年前、勤めていた市役所の地元の高校が夏の甲子園に出場した。
市長が決勝に行く、副市長が準決勝に行く、逆算して所属の管理職が行くことになって、私が随行することになった。お祝い金も持参した。

多分、第3試合、午後2時、最も気温の高い時刻を含む試合だったと思う。
試合終了までスタンドで観戦した。
夏なのでジャケットは着ていなかったが、それでも未だクールビズ、ノーネクタイは始まっておらず、半袖のワイシャツにネクタイで観戦した。
3塁側だったので、ずっと炎天下、帽子なし、当然、日傘もなし。なんともなくゲームセットを迎えた。

今考えると、良く大丈夫だったなと思うし、今とは比べものにならないぐらい涼しかったのだと思う。

その20年後の今大会は暑すぎて、足をつる選手が続出しているし、来年以降は日中の試合を止めようかという話も出ている。
20年でこんなに暑くなったのだ。

球場を出てから上司と別れて、阪神淡路大震災で休業していた「神戸サウナ」が復活したと聞いて、寄り道した。あの阪神淡路大震災よりも最近の話だ。そんな短い間に暑くなったのだ。

今のところ地球温暖化は収まる見込みはない。
この調子で20年後、人間は生きていられるのか。

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