見出し画像

ときどき日記(489)自治体首長の海外訪問は形式上のもの

各地で判明する自治体の首長による“高額な海外訪問”が取り沙汰されている。

富山県高岡市の「角田市長は、3日の定例会見で「公務の内容、飛行時間や時差などを考慮してビジネスクラスとしたものであります。未来につながる交渉に信念を持って向かいます」と説明。」(FNNプライムオンライン 10/6(金) 20:52配信)しているが、市役所の事務方がほとんど根回しを終えているはずで、あとは現地でサインする程度しか仕事が無い。

市長の「公務の内容」は、その程度であり、「飛行時間や時差など」は無視できる。

市長にそういう思いをさせようとするのは、公務員は政治家である市長に、ともすれば人生まで生殺与奪を握られているからだ。

公務員が自分の懐が痛まずに市長に良きに取りはからってもらおうとするのは人情だ。

だからビジネスクラスやファーストクラスの席を用意するのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?