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先生方の自走が始まった、、、!

従来の校内研修の形をガラッと変えた本校の研修。
校長先生や研修主任の決めた1つのテーマに全員で取り組んでいく形ではなく、教員一人ひとりが自分の学びたいテーマを決め、深め、広めていく形で進んでいく。

ここで大事にしたいのは、「一見自由に見えて、実は縛りの多い研修」にしないことだ。
「先生方が選び、自ら学んでいます」と謳っている研修の中にも、実はぜんぜん自由じゃないものが多々ある。

本当の自由とは、だれかに制限のかけられた中で行うのではなく、一人ひとりの経験に基づいた自己決定から行われるものだと思う。

この自由に関する考えは、映画「ショーシャンクの空に」から大きな影響を受けている。

塀の中(監獄)にも、自由はある。
しかし、その自由は大いに制限のある自由だ。
塀の中の人々は、その自由を「しょうがないこと」と捉え、限られた自由の中に幸せを見つけ、過ごしている。
この「限られた自由の中の幸せ」について、外野がとやかく言うのはナンセンスだ。
中にいる人々にとっては、その限られた自由が自分を形作っている生活であり、自分そのものになっているからだ。

しかし、主人公は、本当の自由を求め、行動する。

映画では、そんな主人公に感化され、本当の自由を掴む受刑者の姿をモーガン・フリーマンが演じている。

話を戻しましょう。
今の学校、社会では、だれがなんのために決めたのかもわからなくなったきまりによって、しがらみの中に多くの人が生きている。

学校の教室や校内研修なども、まさにそれが顕著に出ている。

しがらみの中に主体性を見出すことはできず
主体性のない中に学びを見出すことはできない

自走の先に学びがある。
先生方一人ひとりの自由を確保することで、自走し、本当の学びを支えられるように、1年間の研修を進めていきたい。

人は、他者に変えられることを良しとしない
自ら変わったという実感にこそ喜びを感じる
できることは、環境の設定

成功の循環を生みだしていこう

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