はじめて

初めての投稿です。
まだnoteのことがよくわかってません。でもやってみます。
よろしくお願いします。

平凡で幸せな家庭で育ち、これからもその平凡な幸せが続いていくと信じて疑わずに生活してきました。
３０歳をすぎて、まだ結婚の見込みもないけど笑、別に焦って結婚したいと思ったこともなく、今の生活も楽しくて、
お父さんとお母さんには悪いけどもう少し花嫁姿は待ってもらおう～
でもいつかいい人いたら結婚して、親にも孫の顔を見せてあげたいな～
お母さんも孫の世話したいとか昔言ってたしな～
お父さんもお母さんも子供大好きだし、たくさん手伝ってくれるだろうな～
わたしの家は平和で幸せだな～
なんて思っていました。

そんな中、去年、母が進行性核上性麻痺という病気になりました。
母の病気がどんどん進行していくのを見て、それまでわたしが信じて疑わなかった未来は、もう絶対に訪れないのだということがわかってきました。
周りの３０代女子たちがよくインスタに載せてるような「実家に里帰り出産」とか「子供の風邪でじぃじとばぁばに助けてもらった」とか、
みんなが当たり前に享受しているように見える「普通の幸せ」は、わたしたちにはもう絶対に訪れないのだと、自分は難病患者の家族になったんだからおそらくこの先は介護やら何やらでもう普通の生活はできないんだと、そう理解する以外ない現実が、真正面からナイフで突き刺してくるようでした。
そして何より、「定年後にたくさん旅行したい」「お父さんと車中泊行きたい」「孫ができたらたくさん世話をしてあげたい」と思っていたのに、病気により一気にその未来を奪われた母の気持ちを思うと、居ても立っても居られないくらい辛く、
職場でデスクに座っていても涙があふれてきて、今思えば通常通り仕事に行くだけで精一杯な１年だったなあと思います。

病気を宣告されてから１年経った今、母は１年前とは比較にならないくらい動けなくなり、認知機能もかなり低下し、それを見ていたらわたしももう覚悟を決める以外なく、少しずつ現実を受け入れられてはきていますが、
それでも毎日、「朝起きたら全部夢だったらいいのに」と思います。

考え出すと止まらない性格でもあるので、
自分の感情を整理して客観視できるよう、これからここに文章にして残していこうと思います。

母が病気になってから、基本的には辛いことばかりですが、
唯一良かったことがあるとすれば、
それは同じように病気や障害などで苦しんでいる人の気持ちを考えられるようになったことです。気持ちを理解できているかどうかはわからないけど、理解できるように努力したい。
ここでわたしが文章に残すことによって、読んでくださった方が同じように努力してみようと思ってくれたら、嬉しいなと思います。
母の病気のこと以外にも、ミュージカル観劇のこととか、最近ハマっているキャンプのこととか、おいしいもの、うれしかったこと、、日常で思ったいろんなことも書いていこうと思います！
続くかなあ、、笑
よろしくお願いします！