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【高齢ママの幸せ育児】娘が入院した時

生後5ヶ月の頃、発熱により病院で即入院するよう言われた。
大きな病院に移動しその日のうちに入院した娘。
私も付添いで四六時中ベットの上で一緒に過ごしたが、腕の点滴が痛くて泣き暴れるので抱っこしてあやし続けた。
ミルクを作りに部屋を離れる際はいちいち看護師さんに伝えなければならないシステムだった。
そして急いで作って飲ませ、また抱っこ。

夜中子供がまともに寝てくれない。
泣いたら即抱っこして部屋を出ないと他の入院患者さんに迷惑をかけるので、薄暗い病院の廊下を何度も行き来した。

子供と2人で過ごすにはシングルのベットの上だけでは狭過ぎる。その上、点滴に触れないようかなり気を使って身動きができず、私の居場所はほぼなかった。
睡眠不足と疲労で私が点滴をしてほしかった。

そんな中、医師から全身麻酔をして手術をすることをすすめられた。手術日を決めてまた改めて通院する様にと言われ12日間の入院の末、ようやく退院した。
帰宅後私は12日ぶりに子供と離れられ、売店のおにぎり以外の物を口にする事ができた。
疲労もピークだったがそれ以上にメンタルもやられ、なんだか涙が止まらなかった。

娘が心配な気持ちと、閉鎖された空間にも関わらず周りに気をつかい少しも気が休まらなかった日々が本当にキツかった。

それにしても…本当に手術は必要なんだろうか。
熱は下がりご機嫌に笑う娘を見て、疑問に思った。

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