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ポジティブとネガティブ

前向きな話をする人と、後ろ向きな話をする人は時にぶつかる。

同居人と一緒に住み始めて丸2か月が経過し、不思議に思ったことがある。それは家でする話の方向性の違いだ。私はポジティブな話題を、同居人はネガティブな話題を持ち込むことが多い。
私は基本的に不機嫌な人が苦手で、自分もそうなりたくないという気持ちがあるので、嫌なことを嫌そうに語ることはなんかカッコ悪いくらいに考えている。私がよく気が合って定期的に会う友人もそういう人が多い気がする。
ただし、同居人は非常にネガティブである。楽しいことでさえも過度に(私の尺度ではあるが)卑下して嫌そうに語るし、愚痴が多い。「愚痴が多くてごめん。」は口癖になりつつあるが、それを言えば全部帳消しというわけではない気がする。でも先方には悪気はない。
友人に明るい話をする人が多いのは彼らがある程度取り繕っているからであって、同居人の方は毎日顔を会わせるから仕方ないということは分かっているが、それではなおさら人と暮らすのは難しいと思い知らされる。
住環境は整い、生活が文化的になったことは喜ばしいが、それに引き換えに失うものもあるのかもしれないと考える今日、ここに書いている私の話題も暗いか、と思うとブーメランではあったか。

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