和光大学生が語る消費税廃止論

哲也: 「15年にわたる不況が続くこの国において、俺は消費税廃止の財源について、念入りに検討してきたんだ。俺の考えでは、消費税廃止には「税」と「国債発行」の二つの要素を組み合わせる必要があるんだ。」

悠馬: 「それは興味深い考えだな。この15年間の不況が国の衰退につながっていることは確かだよね。でも、消費税廃止の財源を確保するために税と国債発行を組み合わせるって、具体的にどういうことなんだ?」

哲也: 「そうだな、まずは税についてだ。税制改革を進めて、法人税と所得税を累進化させるんだ。つまり、利益を上げている大企業や富裕層には適正な負担を求めることで、所得格差を縮めて社会のバランスを整えるんだ。それによって、インフレーションを抑制する役割も果たせるはずだ。」

悠馬: 「なるほど、つまり税の改革を通じて富裕層や利益を上げている企業に負担を求め、所得格差の是正や社会の均衡を促進する。それによってインフレもコントロールできるというわけか。」

哲也: 「その通りだ。次に国債発行についてだけど、これは緊急事態や経済の活性化のために必要なんだ。国債を発行することで、デフレや災害時などの緊急事態に対応できる財源を確保することができるんだ。政府の赤字拡大は民間の黒字拡大と結び付くから、借金をしてでも社会や個人を豊かにするための投資なんだよ。」

悠馬: 「だがな哲也、税と国債発行だけで消費税廃止の財源をまかなえるのかな?それって本当にバランスの取れたアプローチなのか?」

哲也: 「お前も疑問を持つのは当然だ。だが、俺はこれまでの検討を通じて税と国債発行を組み合わせたアプローチがバランスの取れた解決策だと確信している。税制改革による適正な負担と国債発行による財源確保は、消費税廃止の実現に向けて重要な要素なんだ。」

悠馬: 「でも、政府の借金っていうと、将来的に負担が増えるんじゃないか?経済の成長や社会の発展にはお金が必要だけど、そのバランスを取るのは難しくないか?」

哲也: 「ところで、政府の借金について話していると、実は裏に官僚たちの利権拡大の思惑が潜んでいるという仮説を立ててみたんだ。」

悠馬: 「利権拡大の思惑?具体的にはどういうことだ?」

哲也: 「実は日本は、借金が大変どころか、むしろG7の中で最も借金を増やしていない。加えて、財政出動の伸びも極端に低い国なんだ。つまり、財務省は金を出したがらず、一方で日本が借金漬けだと国民に煽っては税金を取りたがっているのではないか。そして政府の借金は国民の借金というフレーズを使い、国民に煽ることで税金を取りたがる財務省の利権拡大の思惑が裏にあるのではないか。」

悠馬: 「なるほど、官僚の利権拡大の思惑が政府の借金を煽る一因として関わっている可能性があるのか。それはなかなか深刻な問題だな。」

哲也: 「そうだな、日本の財政政策を見ると、財務省の影響力が強いことは否めない。しかし、俺たちが考えるべきは、国民のために投資し、将来への成長と発展を図ることの重要性だ。利権争いに巻き込まれず、国民の利益と社会の発展に焦点を当てるべきなんだ。」

悠馬: 「その通りだな。利権争いは複雑で深刻な問題だけど、俺たちの目指すのは明るい未来だ。一人一人が自分の立場でできることを考え、国民としての意識と行動を持つことが大切なんだろう。」

哲也: 「その通りだ、悠馬。俺たちは共に活動し、政府の政策を見極め、未来への投資を促進していくべきだ。そして、国民が一丸となってこの国を輝かせていこう。」

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