マルクスとカラオケ

駅前カラオケ ガンガン

美香子: 「哲也さん、ずっとデンモク見てるけど、何かあった?みんな待ってるし。」

哲也: 「ごめん、美香子。ただ、ふと思ったんだ。このカラオケってビジネスの仕組みを考えると、資本主義の一環としてどうなのかなって。」

美香子: 「資本主義とカラオケの関係?どういうこと?」

哲也: 「マルクス主義の視点から見ると、資本主義社会では利益追求が中心になるよね?カラオケも娯楽産業の一環で、利益を生み出すために運営されている。その仕組みに疑問を感じたんだ。」

美香子: 「確かに、資本主義の下では利益が優先される傾向があるけど、カラオケはただの娯楽の一つだと思ってたよ。」

哲也: 「でも、マルクス主義の視点では、娯楽産業も資本家による労働者の搾取や商品化の一環と見なされることもあるんだ。カラオケに行くこと自体も資本主義社会における消費行動の一部と言えるかもしれない。」

美香子: 「なるほど、確かにそう言われると考えさせられるね。でも、私たちはただ楽しむためにカラオケに来たんじゃない?」

哲也: 「そうだけど、マルクス主義の視点から見ると、楽しみも商品化された娯楽として提供されていると言えるかもしれない。社会全体の構造や制度にも疑問を持ってしまうんだ。」

美香子: 「なんか難しい話になってきたけど、今はみんなと楽しむことを大切にしよう!」

哲也: 「うん、大事なのは仲間との時間を楽しむことだ。でも、マルクス主義の視点から社会の仕組みを問い直すことも大切なんだと感じたんだ。」

美香子: 「わかった、それは次の機会にゆっくり話し合おう?」

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