ロマンスカーミュージアムの素晴らしさ
ロマンスカーミュージアムが好きです。6歳の子とともに月一度のペースで通っています。
①アクセスがとても良い
大前提として、JR・小田急線・相鉄線の海老名駅と直結しているアクセス最高。入館すると、ミュージアムスタッフの皆さんがいつも優しく、穏やかに出迎えてくださいます。
②ヒストリーシアターに感動
まず、順路スタート地点にある、小田急電鉄の歴史をタップダンスと共に振り返るヒストリーシアター。
進取、挑戦してきた小田急電鉄の足跡、「人の歩こう、進もうという力」を表すかのようなタップダンスと車両映像が重なり、胸が熱くなります。人間性と実直さを大切にする企業理念が感じられます。
ダンサーの方がロマンスカーカラーのオレンジをリストや靴下につけておられるのが粋です…!躍動感あふれるジャズナンバーもとても素敵で、親子で繰り返し見ています。わたしはもっと何ループも見たいのですが、子に急かされるように移動するのが心残りです。
③小田急線はじまりの車両モハ1
シアター隣、1番最初の展示車両はモハ1。1927年に誕生した小田急線のはじまりの車両です。およそ100年前に生まれた車両は息を飲む美しさ。作り上げた当時の職人さんと、100年後に復活に繋げた現代の職人さんのものづくり力の素晴らしさ。今もメンテナンスされていることでしょう、自然と頭が下がります。
③歴代ロマンスカーが壮観
さらに順路を進むと、特急電車の花形・ロマンスカーの歴代車両がワンフロアに大集合!その美しさ、たくさんの人々の願い・想いを乗せてきた迫力に圧倒されます。一部車両は乗車可能で、座席に座ることもできます。箱根旅行に行く旅行者気分でタイムトラベル。レトロ感ある当時の広告も興味深く、資料コーナーも楽しく拝見。勉強になるなあ…!
④ドラマチックな大ジオラマショー
新宿から箱根まで小田急沿線をギュギュッと濃縮したかのようなジオラマが本当にすごいです。よく見ると、多種多様な街並みと人間ドラマが展開されていて、何度見ても新たな発見があり飽きることがありません(個人的に好きなのは下北沢のライブハウス、新宿の少女と子犬が追いかけっこする精緻な仕掛け)。
中でも、1時間に1〜2回に流れる、プロジェクションマッピングとテーマソングが大好きで、必ず聞きます。映像演出と音楽が相まって、人の営み、朝から晩までの1日を連想させ、電車は色々な思いを乗せて走るのだなあ、と改めて感じさせて心が揺さぶられます。
この曲良いな、と思っていたら、独身の時に好きだったミュージシャンの方で嬉しかったです。子を産んでからライブを見聞きすることから随分遠ざかっていた折、久しぶりに音楽を楽しむことを思い出させてくれたのが、このジオラマショーのひと時でした。
⑤体験型キッズゾーンも充実
アスレチック、ペーパークラフトも親子で楽しめます。先着順の運転シミュレータはなかなかチャンスが少ないですが、たまに平日にチャレンジできると、本物の新宿駅の映像にいつも感動します。
⑥ミュージアムショップにはおしゃれなグッズがずらり
ショップグッズもとてもお洒落で品良く、小田急電鉄様のセンスの良さに脱帽です。いくつも欲しくなってしまいます。今回は我慢しよ、と自分と子に言い聞かせても、気づけば財布の紐が緩んでいて、ショップバッグが家からたくさん出てきます。これからも買い支えます。
⑦絶景のトレインビューカフェでひと休み
ロマンスカーミュージアムで子とともに鉄道を楽しんだ後は、併設のクラブハウス(※現在はビナキッチンにリニューアル)で休憩するのが定番のコース。
海老名駅に入線する車両を見ながら食事ができる最高のトレインビュー!
店内も清潔で気持ちよく、座席の間隔が広いことでとても心地よい時間を過ごせました。
ビナキッチンとしてリニューアル後も、昭和レトロ感あるメニューで、懐かし美味しい。
⑧特別企画も楽しい
西武鉄道はじめ、他鉄道会社とのコラボレーションも盛ん。ホームページのイベントカレンダーをチェックして、特別企画のタイミングで訪れるのもお得感があります。
経済事情や世相が目まぐるしく変わる昨今、たくさんの人々が訪れる鉄道ミュージアムを運営される中で、色々大変なこともあるかと存じます。いつも笑顔で迎えてくれるスタッフの皆さん、安全な鉄道運行に努めて下さる皆さん、本当にありがとうございます。
これからも足を運んで応援します!
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