#交通インフラの水没
国や地方自治体が備えるセーフティネット
前回までに、救急車が備える水害対策についてまとめてきましたが、今回は国や地方自治体が備えるセーフティネットについて説明をしていきます。
1、災害時医療拠点の設置:
国や自治体は、災害時に備えて医療拠点を設置しています。これらの拠点では、緊急時には手術や治療が行えるような設備を整え、医療従事者を派遣することが可能です。例えば東日本大震災では、被災地に医療チームを派遣することが困難だったため、自衛
救急車が備える水害対策
前回は水害被害による医療機関への影響についてまとめました。今回は救急車が担う役割と備える水害対策について考えてみます。
救急車は、緊急時に患者を迅速かつ安全に医療施設に輸送するための専用車両で主に次のような機能があります
(救急車が担う役割・機能)
・緊急医療サービスの提供:救急医療チームによる緊急医療サービスを提供するための移動手段としての役割があり、急病や怪我、災害などの緊急事態に備え、
水害被害と医療機関への影響を考える
前回は交通インフラの水害被害により打撃をうける業界についてまとめましたが、今回は水害被害による医療機関への影響について考えてみます。
高齢者や車椅子での生活をされている場合などくるまを使って通院されている方々は、交通インフラが水害被害をうけると道路の冠水などで自力での通院が難しくなくなるだけでなく救急車が向かえなくなる場合も想定されます。またゲリラ豪雨などインフラの排水能力を超えた水害などでは消
交通インフラの水害被害により打撃をうける業界
前回は水害による交通インフラの機能不全にどう備えるかについてまとめました。今回は交通インフラの水害被害により打撃をうける業界について考えていきます。
私たち生活者への影響は大きい
水害被害によりさまざまな業界に影響が及ぶと、結果的に私たち生活者へも影響が及ぶことになります。被害をうけると言われている主な業界についてまとめましたが、影響は多岐にわたることが予想されることから、私たち生活者が自分自
水害による交通インフラの機能不全に備える(「くるま」や自転車を水害後も使えるようにしておく)
前回は水害時に「くるま」で避難することの危険性についてご紹介いたしました。今回は水害による交通インフラの機能不全にどう備えるかについて考えてみたいと思います。
水害による交通インフラの機能不全
水害など自然災害の被災地では、当然交通インフラにも水害の影響が及ぶことからさまざまな問題が発生します。例えば道路の冠水により車両が通行できなくなる、橋が流される、電柱が倒れ交通信号機が機能しなくなるなど