ふたつ葉のひとりごと 〜私の仕事〜
お久しぶりです。芽吹ふたばです。
投稿が途絶えてから約一年となりました。
定期的に上げることが大事、と分かってはいるのですが、日常の生活にもまれながら、投稿を辞めてあっという間に一年……。モチベーションを保ち続ける能力って本当に凄いなと思います。
さて、ここからは更なる言い訳となりますが、投稿しなかった理由について説明いたします。
ズバリ……
忙しくて疲れてたから!
です。
こんな当たり前の理由を書いてしまって申し訳ないのですが、今回メインでお伝えしたいのは、こんな言い訳ではなく、私の本業についてです。
夏は時間ができるのですが……。(お前だけじゃない)
忙しいという言い訳と共に、仕事についてのお話もできましたらと思います。
お時間あれば、覗いてみてください。
1.私の仕事
私の職業は保育士です。
子どもと子育て家族の支援をしています。
周囲の方々に、職業を知らせると、「すごいね」「大変でしょう」との言葉をいただきます。褒めてもらえる職業なんてあまりない、と思うと非常に誇らしい仕事です。
そして、確かに大変な仕事ではあります。
仕事なんてどれも大変だと思いますが、保育士の大変さは人の心に寄り添うことにあると思っています。
心に寄り添う、福祉の仕事。時に感情をぶつけられたり、すれ違ったり……。子どもからも大人からもです。
専門職というカテゴリーに分類されますが、専門的知識以上に人間性が問われる仕事です。
皆さんはどうして人を叩いてはいけないと思いますか。
そうやって決まっているから?大人に教えられたから?
相手が嫌だから、そんな当たり前に持っている感覚を言葉にしていきます。
こんなことが日常的に自分の身に降りかかってくるのです。
子どもにイラッとすることもあります。
しかし、ムカムカしたからって、叩いてはいけません。言葉で語り合うことを知らせていきます。
このような人間性を問われる仕事は保育だけでなく、看護や介護、カウンセラー、社会福祉士などにも該当しますよね。(多分……)
本当に、毎日人としてどのような選択をするべきか、悩むことが大半です。
なぜやってはいけないか、どうやって子どもに説明しようかな。このお母さんには、どうやって伝えようかな。
人との関わりの中で悩むことが仕事です。
沢山の仕事があって、社会は支えられています。
ビジネスの世界が論理なら、福祉の世界は心理です。
福祉にくくらずとも、人との関りで悩むことは皆さん、沢山あるはず!
毎日過ごしていると、こんなことを皆が知っていたら、もっと楽に生きられるんじゃないかな、心が育てば、もう少し生きやすくなるんじゃないかな、そんな風に思うことが多くて、私はnoteを始めました。
とはいえ、心の糧にできるような物語を作るのは難しくて、”てきとう”だったり、”面倒くさ”かったりしますが……!
2.保育とストーリー世界
物語の世界は保育の世界によく似ていると私は思っています。物語に必要な要素は大きく分けると3つあります。
一つは世界観。どのような世界で、どんな風に人々は生きているのか。外側の要素です。
二つ目はキャラクター。主人公はどんな性格で、周囲を固めるキャラクターにはどんな人物がいるのか。内側の要素です。
そして、最後三つめはテーマです。この物語で筆者は何を知らせたいのか。この物語はどこに向かうのか。物語の肝となります。
作り手によって解釈は変わると思いますが、私はこの3要素がストーリー作りにおいて必要な要素だと考えています。保育も同じ。
子どもを育てる環境と性格、2つをとらえることで、目標(テーマ)を決めて、成長を支えること、それが保育、教育です。
キャラクターが勝手に動き出すとよく聞きますが、それはテーマと世界観、設定が明確だからだと思います。無理矢理キャラクターを動かしたら、おかしな物語になる。
保育も環境を整え、目標を携えることはしますが、子どもを無理矢理動かそうとすると上手くいきません。子どもの背景を知り、環境を整えたり、目標を変えたりして、初めて上手くいきます。
この二つはとてもよく似ていると思います。だからこそ、私は惹かれてしまうのかもしれません。
3.結び
以上のような様々な側面があって、私は文章にして誰かに知らせたいと思いました。
社会の中で訴えたいこと、知ってほしいこと、それを物語にして、楽しみながら知識にしてほしい。
誰でも想いがあって、創作している。
noteにいる沢山の創作家の人々も想いは同じ。
だからこそ、創作の場は魅力的です。
とはいえ、1年も空けてしまいましたが、創作は無理して続けるものではない(!)と声高らかに宣言します。(言い訳……?)
これからも私のペースで、ストーリー作りに励んでいきますので、今後とも宜しくお願いします。
私のひとりごとにお付き合いいただき、ありがとうございました!
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