5年しか生きていない中での1年と50年生きた中での1年
5年しか生きていない中での1年と、50年生きた中での1年。
長さは全然違っていて、子供にとっての1年は、きっと、とても長いものなのだろうなと思います。
特に、病気をしていて過ごす1年は、一生分くらいの1年なのかもしれません。
大学病院の小児病棟で、沢山の病気のお子さん達を目にしました。
私は、
「君達の生きた1年は、頑張って頑張って生き抜いた1年だから、きっと誰にも真似することなんてできやしないとても尊い時間だったんだよ」と伝えたいです。
生きていると、日々いろいろなことがあります。
悩んだり、苦しんだり、泣いたり、笑ったり。
でも、それは生きられている中でのほんの一部分。
幸せなことは、命があるということ。
生きられる時間がまだまだあるというのは、
とても幸せなことなんだと思います。
生きたかったけれど、生きられなかった人たちを
見てきたら、悩む日々も、幸せな時間なんだって思います。
今日は、色んな人に想いを馳せながら、書きました。