日本で家を建てるという事
岡倉天心の「茶の本」は日本人の美意識を世界に広めた名著として有名ですが、家づくりのヒントも書かれていると個人的には解釈しています。
日本人にとっての永遠とは、物質ではなく、精神的なものであって、西洋人のそれとは考え方が根本的に異なるという指摘があります。
例えば、西洋の教会建築。あれは物質的に永遠を目指したものであって、物質が人類の文化の象徴として崇め奉られていて、ひいては個人のアイデンティティにまで波及するわけです。
(2019年にフランスの有名な教会が焼けたときに市井